日本経済新聞紙に掲載された見出し｢なぜこんなに暑い？ ３つのポイント｣というミニ解説を拝読しました

　2018年7月24日に発行された日本経済新聞紙の朝刊中面に見出し｢なぜこんなに暑い？　３つのポイント｣というミニ解説記事が掲載されていました。

　日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞　電子版にも見出し｢なぜこんなに暑い？　３つのポイント｣と載っています。



　このミニ解説記事によると、日本列島は7月23日に、大きな高気圧に覆われ、全国的に今年一番の暑さとなりました。そして、埼玉県熊谷市で41.1度（摂氏）を観測し、国内最高気温の記録を5年ぶりに更新しました。

　さらに、東京都青梅市や岐阜県多治見市などでも40度（摂氏）以上を記録しました。東京都内での40度（摂氏）以上の記録は、観測史上初めてです。なぜこんなに暑いのでしょうか。

（１）「２重高気圧」が原因　７月猛暑は、2層高気圧が居座る

　７月中旬以降、偏西風の影響でチベット高気圧が中国大陸側から張り出し、日本上空の太平洋高気圧に重なる形で「2重」の巨大高気圧の層となっています。勢いを増した下降気流が、地表近くの空気を圧迫した結果、記録的な気温上昇を招いたと推測されています。

（２）地球温暖化現象の影響も　猛暑、世界的な現象

　今回の猛暑の背景には、地球温暖化による平均気温の上昇も要因の一つです。気象庁によると、2016年の日本の年平均気温が1898年以降で最も高くなるなど、高温が出現しやすい環境が続いています。

（３）暑さはまだ続くのか　9月上旬まで注意が必要

　現在の気圧配置は今後も維持され、猛暑は8月上旬ごろまで続く見通しです。暑さのピークが9月上旬までに複数回ある可能性もあり、気象庁は熱中症対策を呼びかけています。

　この2018年7月24日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面には見出し｢2040年に1.5度上昇　進む温暖化　IPCC予測　猛暑や豪雨多発｣という記事が載っていました。

日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞　電子版にも見出し｢2040年に1.5度上昇　猛暑や豪雨多発をIPCCが予測｣と載っています。




　国連の気候変動に関する政府間パネル（IPCC）は、現状の温暖化ガスの排出ペースがこのまま続くと、2040年ごろの気温上昇が産業革命前より1.5度高まるとの予測をまとめました。この結果、猛暑や豪雨が増加するほかに、海面上昇も高まり、動物・植物の絶滅などにつながると分析しています。

　地球温暖化による被害を抑えるには、今世紀半ばまでに温暖化ガスの排出を「実質ゼロ」にする経済活動などの変革が必要だと警告しています。人類の賢さが問われています。

群馬県富岡市妙義町の山麓を抜ける山道沿いでは、ヤマユリが咲き始めています

　群馬県富岡市妙義町の山麓を抜ける山道では、ヤマユリが咲き始めています。

　富岡市妙義町の北側にそびえている妙義山系の一番東にある白雲山（この背後にある相馬岳の標高は1104メートル）を見上げる山里を抜けるる山道では、ヤマユリが咲き始めています。

　午後の白雲山には、西日が当たっているのですが、南面は日陰になっています。



　スギ林と自然の森が混じり、一部はコンニャク畑などになっている低山の山里を抜けるる山道では、ヤマユリが咲き始めています。





　大輪のヤマユリがたくさん咲いているところがありました。







　実は、ここから標高がいくらか高い場所では、毎年、ヤマユリが花を咲かせるのですが、まだ蕾でした。

　その毎年、ヤマユリが花を咲かせる場所は、木々の木陰で涼しいようで、山アジサイがまだ花を咲かせていました。



　他の山アジサイは花がしおれています。

　ノカンゾの花も山道の所々で咲いています。



　この山里を抜けるる山道では、所々でヤマユリの蕾が顔を出しています。

　ここでのヤマユリの開花は、真夏になり始めた証拠です。

長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢町植物園では、アサマキスゲの花が咲いています

　長野県北佐久郡軽井沢町発地にある軽井沢町植物園では、アサマキスゲの花がいくらか咲いています。

　軽井沢町植物園は、軽井沢の山林・原野などから採取された山野草や自然の木々などが観察できる植物園です。

　7月下旬時点では、軽井沢町植物園の中で咲いている山野草の代表格は、アサマキスゲ（ユウスゲ）の花です。木漏れ日の下の小道を進むと。その中に、アサマキスゲを保護して育成いる場所があり、淡い黄色のアサマキスゲの花を鑑賞できました。





　アサマキスゲ（の開花時期はこれからのようで、花は少し咲いている程度でした。昔は、アサマキスゲは軽井沢の山林・原野などで、多数が普通に咲いていたと伺っています。

　ヤブカンゾも咲いています。ヤブカンゾはたくさん花を咲かせそうです。





　軽井沢町植物園の入り口近くでは、オモナエシの花がキキョウの花と一緒に競演して咲いています。







　軽井沢町植物園の中では、ウバヨリが蕾を膨らませています。

　ミズバショウなどが育って葉を大きくしている湿地では、ウバユリが蕾を膨らませています。



　木漏れ日の影で、ウバヨリの蕾はあまりよく分かりません。

　木漏れ日の下の小道を進んで行って出会った、たぶんオオウバユリの蕾です。



　チダケサシの花にも出会いました。



　軽井沢町植物園の中では、盛夏の時期の山野草がパラパラと花を咲かせています。

長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢町植物園では、キキョウの花が咲いています

　長野県北佐久郡軽井沢町発地にある軽井沢町植物園では、キキョウのの花がたくさ咲いています。

　軽井沢町植物園は、軽井沢の山林・原野などから採取された山野草や自然の木々など観察できる植物園です。

　7月下旬時点では、軽井沢町植物園の中で咲いている山野草の代表格は、アサマキスゲ（ユウスゲ）の花です。木漏れ日の下の小道を進んで、アサマキスゲの花を探しました。

　軽井沢町植物園の入り口近くでは、キキョウの花がよく咲いています。



キキョウの花は7月半ばから開花します。





　木々の繁った葉の陰の木漏れ日の中では、「テングクワガタ」という標識がある山野草が咲いています。

　

　陽当たりのいい場所では、八重のドクダミの花が多数、群生しています。





　夏の山野草のオカトラノオがあちこちで花を咲かせています。





　水辺のミズバショウの葉の近くでは、サワキキョウは赤紫色の花を咲かせています。



　サワキキョウは猛毒の山野草です。

　ギボウシ系らしいの白い花です。



　アサマキスゲの花を求めて、木漏れ日の下の小道をさらに進んで行きます。

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原の草原は、真夏の風景になりました

　長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原の草原は、真夏の風景になりました。

　標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原の中心部にある“コスモスの丘”は真夏の雰囲気です。



　夏草と種を撒いたコスモスが育って、草原は緑色の絨毯になっています。

　夏草の一つは、ホタルブクロです。赤紫色の花が美しいです。



　美しいピンク色のシモツケソウの花が鮮やかに咲いています。



　ほんのりピンク色がかった白色のチダケサシの花も咲いています。



　ノハナショウブの花も咲いています。ここは雨が降ると、少し水が流れる場所です。



　真夏に咲く山野草の花が目立つ季節になりました。

　佐久荒船高原の南にそびえている荒船山（標高1423メートル）は、早朝は朝霧に包まれています。



　早朝の森の中に出て来たエナガです。



　一度、目の前の木の枝に留まり、すぐに飛び去りました。

　森の中では、マタタビの葉がいくらか目立つ感じになり始めました。

　午後の荒船山です。艫岩がよく見えます。





　快晴の天気の下で、多くの登山者が、荒船山に登っていることと思います。