ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市の北東部にある池の平湿原では、これからはヤナギランなどが咲き始めます

2018年07月20日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山奧にある池の平湿原では、これからはゼンテイカやヤナギラン、マルバダケブキなどの花が見ごろになります。

 広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 池の平湿原の南西側にある鏡池から中央部を渡る木道を通って、池の平湿原の入り口に戻りました。



 ここからは北東方向に針葉樹の中の山道をあがります。すると、約20分で兎平と呼ばれる、池の平湿原に向かう駐車場にでます。

 針葉樹の中の山道を登って、約20分で兎平に近づくと、陽当たりのいい草原を通ります。

 この草原部分は木々がないために陽当たりがいい場所です。ここでは、これから池の平湿原で咲く山野草の先駆けが花を咲かせます。

 ゼンテイカ(通称ニッコイキスゲ)が咲き始めています。





 ヤナギランもまだ背が低いですが、先端部では花を咲かせ始めています。





 マルバダケブキもまだ背丈が低いですが、花を咲かせ始めています。



 ミネウスヨキソウの花の群落です。



 ここでは、アヤメもたくさん咲いています。



 テガタチドリも咲いています。



 夏の山野草が花を咲かせているために、モンシロチョウ(?)なども蜜を吸いに集まってきます。



 池の平湿原では、7月下旬に入り、クガイソウなどが咲k始めます。運が良ければ、クルマユリの花も見つけられるかもしれません。

長野県東御市の北東部にある池の平湿原では、ミヤマカラスアゲハにも出会いました

2018年07月19日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山奧にある池の平湿原では、7月半ばごろにはアヤメやノハナショウブの花が見ごろになります。

 広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 池の平湿原の南西側にある鏡池にまで戻りました。鏡池の北西側の景色です。この景色の上側は針葉樹の森です。



 鏡池の南側の山麓には、ハクサンシャクナゲの低木がいくらかあります。

 ごくわずかですが、まだ花が残っていました。やや日陰なので花がまだ咲いています。



 この鏡池の周囲では、アヤメやノハナショウブの花がたくさん咲いています。



 カワラナデシコも綺麗な花を咲かせています。



 コバイケイソウの花ではないかと推定した山野草の花です。



 鏡池から南東側にある「開放口」を見た風景です。



 池の平湿原の中に、比較的な大きなレンゲツツジの株があり、これが例外的にまだ花をよく咲かせています。



 このレンゲツツジの花に、ミヤマカラスアゲハが蜜を吸いに来ています。



 このミヤマカラスアゲハは、蜜を吸う花を次々と変えて、精力的に動き回っています。



 広大な池の平湿原は7月半ばを過ぎて、夏らしい雰囲気を強めています。

長野県東御市の山奥にある池の平湿原の山麓では、野鳥のビンズイがよく鳴いています

2018年07月18日 | 旅行
 長野県東御市の山奧にある三方ヶ峰の近くでは、野鳥のビンズイがよく鳴いていますす。

 広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 池の平湿原の南西方向にある三方ヶ峰の山麓でコマクサを観察した後に、北東方向に山道を下り、池の平湿原に向かいます。

 この三方ヶ峰の“三方コマクサ園”から北東方向にある池の平湿原を見下ろした際に、その手前に見える、通称“おとぎの森”の中の山道を下ります。



 この“おとぎの森”は、針葉樹の深い森と小さな湿原・草原などで構成されていて、豊かな植生を保っています。

 このため、夏になると高原に上がって来るビンズイがたくさん鳴いています。

 小さな針葉樹の上に留まったビンズイです。残念ながら、逆光のために、ビンズイがよく見えません。



 陽当たりがいい針葉樹の上に留まったビンズイです。







 ビンズイは茶色系の縞模様のやや地味な羽根模様です。

 針葉樹の深い森の端は、うっそうとした森陰です。その森陰部分では、イチヤクソウが白い花を咲かせています。



 ゴゼンタチバナの花も見つけました。このゴゼンタチバナの花はややしおれていて、とても残念です。



 一方、陽当たりがいい草むら部分では、テガタチドリが花を咲かせています。

 最初は、ハクサンチドリではないかと推定しましたが、もうハクサンチドリは花期を終えているそうです。





 可憐なアサマフウロも花をよく咲かせています。



 “おとぎの森”は小さな森ですが、さまざまな野鳥が来ていて、いろいろな山野草の花が咲いています。

 モズやウグイスも時々、鳴きますが、どこにいるのか姿を見つけることができませんでした。
 
 遠くの針葉樹帯では、カッコウもよく鳴いています。

長野県東御市の北東部にある三方ヶ峰のガレ場では、コマクサが花を咲かせています

2018年07月17日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山奧にある三方ヶ峰では、7月半ばごろにはコマクサの花が見ごろになります。

 広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 その広大な池の平湿原の夏の山野草の観察地の一つは池の平湿原の南西側にある鏡池です。



 池の平湿原の南西側にある鏡池からさらに南西方向に山麓を上って行くと、約20分ほどで三方ヶ峰の山麓に出ます。尾根沿いのガレ場です。

 この三方ヶ峰の山麓の岩が並ぶガレ場の“三方コマクサ園”では、コマクサが花を咲かせています。





 今年はコマクサの花はいつもより早く咲き始めたようで、開花期を少し過ぎた感じでした。

 コマクサが咲いている“三方コマクサ園”は、柵などで中に入れないように保護されています。その柵越しには、西側にそびえている北アルプスの峰嶺が望めます(松本市や安曇野市の西側に)。

 尖った嶺が特徴の槍ヶ岳などが見えます。佐久平の雲海の先に、嶺峰が見えています。



 そのさらに、北側に見える北アルプスの峰嶺です(大町市の西側辺りでは・・)。



 さらに、北側に見える北アルプスの峰嶺です。



 この“三方コマクサ園”から南側には、雲海越しに北八ヶ岳の峰嶺が見えています。



 そして、三方コマクサ園の北東方向に見える池の平湿原です。

 

 三方コマクサ園から池の平湿原の鏡池に向かって下りて行くと、草原を通過します。ミネウスユキソウの群落です。



 ウツボグサも咲き始めています。



 ノアザミ(タムラソウ?)の花を咲かせています(この山野草の花はヤツタカネアザミとのご指摘がありました)。



 この三方コマクサ園の周辺は、晴天時には尾根沿いなので陽当たりがよく、少し暑い感じです。

長野県東御市の北東部にある池の平湿原では、アヤメが花をたくさん咲かせています

2018年07月16日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山中にある池の平湿原では、7月半ばごろにはアヤメの花が見ごろになります。池の平湿原の別名は“アヤメ平”だそうです。

 広大な池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた溶岩が流れた跡の火口原にできた高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。

 地蔵峠から湯ノ丸スキー場の上部を目指してくねくね道を上がると、その先の山岳道路の入り口部分に、池の平湿原の駐車場があります。

 この駐車場は午前7時から利用可能になります。午前7時に到着し、最初に歩き始めるグループに混じって池の平湿原に向かいます。

 駐車場から南西方向に深い針葉樹林の中を池の平湿原に向かって下っていくと、約20分ほどで池の平湿原の入り口に到着します。

 針葉樹林の中の小道を南西方向に下り始めると、佐久平を覆っている雲海の向かいに北八ヶ岳の嶺峰の上部が見えました。



 池の平湿原には、全体の3分の2ぐらいを回る木道が設置されています。東側部分には、針葉樹の森がすぐ側まで迫っています。池の平湿原の入り口から木道を東に向かっていくらか進んでから、途中で振り返って見た風景です。



 この木道沿いには、カラマツソウやアヤメなどが点々と咲いています。強い夏の日射しを受けて、花は美しい感じです。

 カラマツソウは白い小さなな花を咲かせています。





 この木道の東側部分は、その時期の山野草の花を比較的早く咲かせる部分です。

 池の平湿原の南東端の部分に「開放口」と名付けられた崖があります。数万年前に溶岩がここから下に向かって落ちた跡です。

 この「開放口」周辺でも、カラマツソウやアヤメがたくさん花を咲かせています。



 アヤメには、セセリチョウ系のチョウが蜜を吸いに来ています。



 南東部分の「開放口」から南西側の鏡池に向かう木道沿いは、さまざまな山野草が咲くお花畑になります。

 白い清楚なミネウスユキソウの花があちこちで咲いています。



 日本版の“エーデルワイズ”です。

 アヤメがあちこちで咲いています。ミネウスユキソウも咲いています。

 南西側の鏡池近くから、今歩いて来た南東部分の「開放口」を振り返って見た景色です。



 いつも美しい姿を見せてくれる鏡池周辺です。



 南西側の鏡池近くでは、アヤメとともにノハナショウブの濃い紫色の花も咲いています。

 

 池の平湿原では、夏の山野草の花が多彩に咲いています。