新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月25日 その3 MXテレビの「ニュース女子」の補足

2017-07-25 12:47:39 | コラム
奥氏は言った:

奥氏は韓国の検察に「証拠として謝罪・訂正記事が載った朝日新聞に印を押させて持ってこい」と要求され、ソウル支局に行かれたそうだ。ところが何と門前払いで、その理由は「日本語が解る者が不在」だった。私は呆れる前に「矢張りそういう酷い新聞社か」と納得したのだった。

なお、検察は今では記事だけで印は不要だと譲歩した由だった。私が思うには韓国の検察は朝日の記事くらいは見ていただろうし保存もしているかも知れない。だが、それでは証拠にならないので、奥氏に提出を求めたのだろう。どうやら奥氏を助ける人が大高さんや藤井厳喜氏以外には余りいないようで、確か援助するカンパの銀行口座が画面に出ていた。

奥氏がそう指摘されたかどうかの記憶は定かではないが、一般の韓国の市民からすれば沈滞する景気と高い失業率の方が慰安婦問題よりも遙かに切実な問題であっても不思議ではないと思う。

7月25日 その2 もしかして読売が

2017-07-25 09:02:40 | コラム
久し振りでプロ野球の話題を:

7月に入ってからの読売を見ていると、如何に何でもリーグ優勝はなくても、もしかして3位に上がってクライマックスシリーズとやらに出ていく危険性が出てきたかのように思える。それは、シーズン当初はあれほど不調だった長野が打ち出したことに加えて昨年の首位打者坂本は健在だし、投手陣には菅野、田口、マイコラスという3人の投手がリーグ屈指の安定感があることに加えて、マシソンが締めくくりで獅子奮迅の活躍をしているからだ。

ではあっても、この3名の投手で最悪でも2勝1敗とした後で、大竹、内海、宮国等では良くても1勝2敗だろうから、6試合通算では3勝3敗では何にもならない危険性もある。そこから先は香取新GMが昇格させた斉藤雅樹の腕の見せ所かも知れない。

そこで、23日のDeNA戦を振り返ってみよう。この試合を見ていて面白いほどに私の得意の閃きが当たったので、昨日にでも採り上げたかった。だが、他に重要な話題があったので今日まで持ち越した次第。それはDeNAが6階にそれまで良く投げていた大竹を粉砕して一気に5点も取ってしまった辺りから始まった。

私はそもそもこの大竹と内海は早くその高齢化を理由に「戦力外通告」をすべきだと言ってきたし、大竹は良く投げていても6回辺りで力尽きることが多いので、DeNAは焦ることはないと思って(閃いて)いた。果たせるかな6回のあのざまだった。その時の私の閃きでは、この6対2となった時点で決して勝負あったとはなっていなかった。そこで専らボクシングを楽しむことにしたら、案の定8回で同点だった。

実は、6回に目下の所首位打者である宮崎が見事にRBIベースヒット(カタカナ語では「タイムリーヒット」)を打った後で代走を出したので、ラミレス監督はもしかして同点にされるか延長戦になっても、宮崎まで打順が回る前に決着する自信か読みがあるのだろうかと閃いていた。いや、何となくそう推理したのだった。

そして、9回裏である。ボクシングから戻れば一塁に走者がいて打順は3番に上がっている筒香。正直に言って「ここで筒香がホームランを打てば絵に描いたようなサヨナラ試合になって面白い」と閃いたので、どうなるかを見守っていた。読売は既にマシソンを使った後で、私が余り評価していない高木勇人を仕方なく出したのだろう。高木には筒香は荷が重すぎた。

結果は皆様ご承知の筒香の左中間寄りのホームランだった。閃きが大当たりだったと言うべきか、漫画のような筋立てだったか知らぬが、読売の二線級投手の弱点が悲しいほど出た結末だった。それでも、第4の投手に誰かが奮起して出てくれば、これという投手がいないDeNAに追いつける可能性はなきにしもあらずだ。しばらくは黙って見ていよう。


MXテレビの「ニュース女子」

2017-07-25 08:00:06 | コラム
大高未貴さんも参加して韓国問題を採り上げた:

居合わせた次男が「MXがこんな番組か」と驚いていた。司会の長谷川幸洋はこの番組が32局だかで見られるようになったと言って驚いて見せた。私は余り人気が出て欲しくない気がするのだが。24日夜には何を話題とするかも知らぬままに期待して22時まで待っていた。ゲストの真ん中に産経の前ソウル支局長・加藤達郎氏がいた。大高さんが著書の「日韓円満断交はいかがー女性キャスターが見た慰安婦問題の真相」を持って参加されていた。

矢張り非常に面白い展開だった。順序不同で記憶にあるだけを紹介してみよう。先ず驚くこともなかったことで、吉田清治が作った慰安婦の碑を書き換えに行かれた奥茂治氏が敢えて韓国の検察の要求に応えて再度渡韓され拘束されて出国禁止とされていることを報じた朝日以下の新聞が如何に報じたくなかったかを記事の文字数で表示したところ、毎日は「ゼロ」だったこと。朝日は100台だったか。最多は産経だったのも当然か。

大高さんは「吉田清治が単独であれだけの本がかけた訳ではなく、そういう動きをし始めたことを知った何処かの勢力が動いて援助したのだった」と指摘した。これは藤井厳喜氏以下の論客の方々も初耳だったかの様子だった。奥氏は大高さんとも藤井氏とも交流があるようで、番組がソウルで私費でホテルに滞在中の奥氏がソウル中央駅にいるところに中継を結んで真情を吐露するインタビューをしたのも驚だった。奥氏と親しげに語り合っていた。

奥氏はあの碑は吉田が個人で作った物で言わば私有物だから書き換えは勝手だと主張しても、検察は国有地にあるのだから犯罪であると言い、対立している由だった。奥氏は「韓国内では一般的な国民の慰安婦問題に対する関心の度合いは高くない」と指摘した。そう言われたかどうか記憶は定かではないが、韓国人からすれば沈滞する景気と高い失業率の方が切実な問題であっても不思議ではないと思う。

文在寅大統領に対する批判というか論評もあった。結論的に議論を纏めれば「あれほど左向きで親北の大統領である以上閣内の主要人物は皆真っ赤っか。彼が指向することはアメリカ離れで、中国とロシアに限りなく寄っていくことで、何れは北と統一して核を保有する国になって行きたいのだろう」だった。末延東海大教授だったか藤井氏が指摘した「全世界で北と国交がある国は160を超え、ないのはアメリカと日本くらいのものだということが、我が国の中では余りに知られていない」は、偏向したメデイアが採り上げる訳はないと思う。

大高さんは「韓国は自分の都合だけである時はアメリカと我が国に依存するかと思えば、中国にすり寄りロシアにも接近する。韓国は我が国とは何れは絶縁する方向にあるのではないか」という意味のことを言われたが、反論はなかった。

こういう具合で長谷川幸洋は韓国の話題だけで終わったしまったと言ったが、私にはそれだけで十分に面白かった。末延東海大教授は確かテレ朝の出身だと思うが、この番組では思うがままのことが言えて楽しいと言ったのも印象的だった。この番組は安倍内閣を支持しないとアンケートに答えるような人たちには受けないだろう。