新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

顎関節症の治療に

2019-03-20 16:38:15 | コラム
昭和大学歯科病院顎関節症治療科に:

本日は永年の掛かりつけの歯科医の先生にご紹介頂いて、同期生だと教えられた昭和大学歯科病院顎関節症治療科の菅沼岳史教授への紹介状を持って、恐る恐る東急目黒線の洗足駅前の病院に行って来た。何年振りかで乗った朝8時半の山手線新大久保駅での混雑は驚異的で、何とかねじ込んで目黒まで行けた次第。往年の目蒲線だと思って乗った電車が日吉に行くとのアナウンスで「乗り間違えたか」と慌てて降りて確認したほどの浦島太郎振りだった。

紹介状のお陰か待ち時間は短く菅沼岳史教授直々の診察で、大いに感動した次第だった。若い女医さんの予備診断があった後での教授の診断では「未だ軽症の部類で指示通りにやっていけば、実績では1ヶ月以内に95%は治っていた」となっていた。顎関節症は検索しても「治療法無し」とも出るので、「そうではない」と言われたのはは本当に有り難がった。教授に診断では原因は「口を閉じた際に上下の歯がぶつかっているというか、接触している状態になっていて、それが頬の筋肉を時間をかけて疲労させた為であり、現時点での疲労度はマラソンを完走した後の筋肉の疲労度と同程度で厳しい」と言われた。

詳細に指示された治療法は「この程度ならば薬は使わない。やっておくべき事は口を閉じた際に上と下の歯が離れた状態を常時維持することと、1日に3回右手で上の歯の真ん中を押さえて左手の指2~3本で下の歯を押し下げることで縮んでいる頬の筋肉を下方に伸ばす事」だった。教授の診断は非常に明快で疑問の余地がなくて解りやすかったのだった。目下、食パンの耳ですら切り落として食べているが、その程度の堅さの物を避けて食べるべしと堅さの基準を示して頂けた。肉は細切れにして食べれば良しとのこと。

顎関節症治療科の規模は大きく一般の歯科とは受付も違っていたが、あれだけ多くの歯科医の椅子全部が塞がっていた事は顎関節症の患者がそれほど多いのかと一瞬疑った。だが、あれほどの数の全患者が顎関節症かどうかまでは解らなかった。次回は丁度1ヶ月先の4月20日(土)の予約だが、土曜日も開けていて教授が外来を診ておられるのは有り難いことと驚かされたのだった。軽症といわれて少し安堵したので、帰路では上下の歯が接触しないような状態を維持しようと努めていた。でも、かなりの緊張感があったので予想以上に疲労したので、高田馬場のジムまで行ってジェットバスで体をほぐしてから帰宅した。