新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月8日 その2 本日は強行スケジュール

2019-03-08 19:46:15 | コラム
やってみれば何とかなったじゃないか:

昨7日にはあの小雨降る寒さと低気圧の最中にどうしても買って置かねばならない物があって、徒歩約600 mの百円ショップまでの外出を強行した。あの天候ではきつかったし、言わば疲労困憊とでも言いたい状態になったという誠に情けない老化振りだった。そこで夜も早寝にして本8日の強行日程になるだろうスケジュールに備えた。

朝は5時前に起きてみれば、テレビの天気予報も予告通りに晴れると言っていたので一安心。最初の行く先は予約時刻が09:30~となっている我が家から徒歩5分もかからない東京山手メデイカルセンター・大腸肛門科。早く着いていれば早く診て頂けるかと受付時刻は09:03に到着。それでも呼ばれたのは丁度定刻。馴染みのO医師に顎関節症による便秘気味となる傾向について伺うと「3日くらいまでは気にすることではないでしょう」と言われて一安心。痔の状態にも問題なしだった。

会計が終わってほぼ10時丁度。次なる予定は調剤薬局だが、その先に予定している掛かりつけのSクリニックの近所まで行ける1時間に1便しかないバスのメデイカルセンター前の発車時刻は10:18分。そこで「当たった砕けろ」と徒歩約3分ほどの調剤薬局に向かった。薬剤師さんに事情を話すと「何とか出来ます」と言われてお任せするとした。薬を貰ってバス停に戻れば未だ10:15という具合で楽勝だった。Sクリニック到着が10:30で先客が4名とまあまあの混み方。

S医師に両脚の太腿の痛みを訴えたが「気にするな」ということで、体力回復の注射をして頂いて11時にはジムに向かうことが出来た。この順調に老化しつつある体にはジムのジェットバスがかなり良く効くので、土日と祭日には入場出来ない会員としては今日の金曜日は逃せないのだ。そこで未だ少し痛む脚を引き摺って11:15に到着し、ストレッチ等は省略して風呂場に向かった。ここで十分に暖まってから12:37に高田馬場駅前を出るバスで帰宅しようという心算だった。

帰宅したのはほぼ13時という具合だったが、我ながら善くぞ午前中だけで4箇所も回れたものだと自分を褒めてやりたかったし、その気になれば未だ何とか無理が利くものだと解ったのだった。そこにはS医師にして頂いた注射が心理的にも効果が出たとは思う。思い起こせば、あれほど時間に追われて忙しかった在職中でも、午前中だけで4社も訪問したことはなかっただろうという強行スケジュールをこなしていた。

昼食は軽く到来物の十割そばにしたが、顎関節症では晩飯の頃に顔の筋肉が最も疲れているようなので、未だ何とか噛める昼飯ではもっと多く食べておくべきだったかと反省。午後は思ったよりも疲労感がなかったが、ここは御身大事に行こうとばかりに、ブログ更新以外は専ら休養に充てた。明日はどのような状態かと少し気懸かりで、今夜も早寝にするかと思案中。


英語ではこのように言えば良い

2019-03-08 16:01:00 | コラム
些か一方通行的な言い方だが:

私はお恥ずかしながら日本の会社の頃に2度出張し、その後のW社勤務の頃とリタイアー後の“pleasure trip”と合計5回も韓国に行っているので、ある程度は韓国語で意思表示は出来るが、相手が何を言っているかは殆ど理解できない程度の能力は備えている。即ち、韓国語では「会話」は出来なくても、一方的ではあるが言いたいことは何とか言えるのである。そこで、今回は久しぶりにホームグラウンドだろうと思っている英語で「一方通行的ではあるが英語ではこう言えば良い」という表現を並べ見ようと思うのだ。但し、余り流暢にやると「お主、出来るな」とばかりに話しかけられることもあるので要注意かも。

店内を見て回りたいのですが、宜しいですか:
解説)我が国では余程高価で高級品ばかりを並べたブランド品の店に入る時でもここまで丁寧に言わないとは思うが、アメリかではある程度以上の規模の店に入る時には、一応このように言って断っていた。即ち、買わないかも知れないという「ひやかしかも」の意思表示だ。尤も、ドイツでは一旦入ったら何か買わねばならないと聞かされていたが、現実には「ひやかし」は通用した。そこで英語である。

“Let me take a look around.“乃至は店の格にもよるが”May I take a look around, first?”などと言えば通用すると思う。
ところが、記憶ではジョージア州アトランタの靴屋さんでは慎重に見て歩いていたら(どのような英語だったか記憶はないが)「もう好い加減に買ったらどうだ」と凄まれたことがあった。そこで一計を案じて「何かセールに出しているものはないのか」(”Do you put anything on sale?“)と言って見たら「何もない」と言うので、「それじゃー仕方がない」と言って脱出した。

もう注文するよ。:
解説)アメリかのレストランではご承知のように”tip“(チップのこと)制であるから、そのテーブルの担当であるウエイトレスかウエイターが”Are you ready to order?”というようなことを言って回ってくる。経験がある方は多いと思うが、英語のメニューは読みにくいし、”Today’s special“などを長々と早口でまくし立てられるので、簡単には「ご注文」とはなりにくいのだ。そこで「注文の準備が出来たよ」は既に答えは出てしまったようなものだが、”I’m ready to order.”で十分なのである。

余談だが「本日のスペシャル」は馴れていても聞き取りにくいので、ある時「エイヤッ」とばかりに”I’d like to have the last one, please.“と言ってみたら、大当たりで非常に美味な料理が出てきたことがあった。この”I’d like to have ~.”は最後の自分が欲しい料理名に変えていけば応用範囲が広くて便利であるとお薦めする。

部屋付けにしてください:
解説)いきなり答えから入っていくと“Can I charge it to my room account?“なのだが、これはホテルのダイニングルームかコーヒーショップなどで食事をした際にそのテーブルの係の給仕人にこう言って尋ねれば、先ず”Yes. You sure can.”などと言って答えてくる。要するに「サインで済ませられるか」と尋ねているのだ。その際にtipもそこに書き込んでおけば良いのだ。

2人用のテーブルを:

解説)我が国でもファミレスなどでは勝手に着席させずに、空いている席に案内するところがある。アメリかではtipの配分の関係があるので、maître d’s(メイトルデイーで良いか)という案内係が席に誘導するシステムになっている。彼らは“Please wait to be seated.”という看板のところに立っているから、“Table for two, Please.”という風に言えば良いのだ。この他には“We are a party of four.”(4人です)という言い方もある。

その黒いのを見せてください:
解説)品物が入っているケースやショウウインドーの中の品物を手に取ってみたい時に何と言えば良いのかということ。普通には“Let me take a look at that black one over there.”辺りで十分だと思う。勿論、“I want to take a look at that one on the left.”で通用すると思う。ここまでは文法的にも誤りがないような文章にして来たが、足下を見られない為にも、正確に話される方が無難だと思う。

Cash or charge?:
解説)これは英語だが、現金で支払いをする人が殆どいないアメリかでは、買い物をするとこのように確認してくる。「現金ですかクレデイットカード払いですか」と言う意味だ。トラベラーズチェックだって通用するのだから気取って“TC.”などと言って見る手はある。また出入国管理(INSまたはパスポートコントロール)のゲートでは係官がブッキラボーに“Business or pleasure?”と訊いてくる。「仕事か楽しみの旅行か」とでも訳せば良いのだろう。彼らは先ず“sight seeing”とは言わないようだ。

余談だが、私はリタイアー後の2年目にに初めてbusiness以外でアメリカに入った時には、“Pleasure trip, for the first time in my life time.”などと言ってみた。係官は私のパスポートを見れば何回ビジネスで入国したかが解ると思ってそう言ってみたのだが「なるほど」という顔をしていた。