新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月4日 その2 あーあ、東京マラソン

2019-03-04 14:18:04 | コラム
私の評価は「無残な結果」だ:

この石原君が始めた行事は見せるという意味では面白いが、マラソンという競技としては余り興味を感じていない。昨3日も途中経過と結末だけを見ていた。それは途中経過で2位以下を引き離して走っていたのがアフリカ系の走者だったので「それ見たことか」ということで、もうそれ以上観戦する意味がないとの判断だった。私はこれまでに何度も「駅伝競走、特に正月の箱根往復をやっている限り、我が国の男子のマラソンに将来はない」と断言してきたほど駅伝悪者説を信じているのだ

あの箱根駅伝などという競技は日本全国の高校から前途有望な20 km走者を関東地区の大学に集めて「母校の名誉の為」という言葉を誤用した美名の下に、あたら将来有望なマラソン勝者の卵だったかも知れない少年を、1区間20 km走り終えたらカメラのまで倒れ込むような走者に育て上げているのだから、救いがないのだ。しかも、その20 km走者育成の旗頭である瀬古利彦などは「20 kmから先は別物だからマラソンは大変だ」などとシレッとして言っている不謹慎さだ。

瀬古には「お前がマラソンをダメにした犯罪者の首魁の1人ではないか」と言ってやりたい。大体からして彼の如き年齢の者が蔓延っていて良い時代はとっくに終わっていると自覚すべきだし、使うテレビ局も見識不足だ。アメリカの大学のフットボール界の事情に精通した某有名大学の監督に昨年就任されたH氏などは、40歳台の半ばで出身校のコーチを「もう自分の時代は終わった」と辞任されたくらいだ。アメリカを発信源にしてフットボール界ではそれほど進歩と変化が早くて激しいのだ。

ところで、東京マラソンの話だった。一寸だけ見ていた次男が言ったことは「大迫が寒さに耐えきれないと言って途中棄権したのが解るほど今日は寒かったし、雨はきつかった。だが、日本に生まれ育った大迫が寒さに負けていたにも拘わらず、アフリカ勢が皆完走し1位から4位までを占めたのを何と説明する気か」だった。私も大迫君はひ弱すぎるという批判は免れないと思う。反省すべきだ。

それにしても、何でマスコミは未だに恥ずかしくもなく「日本人1位」などと戯けたことを言うのか。優勝者から5分も離されていた者が9月になってMGCだったかに出てオリンピック代表を争ってどうするのか。日本記録保持者は寒さに耐えかねて途中棄権だったが、暑さには耐える訓練が出来ているのか。日本人1位だった中央大学の学生は偉かったが、今度どうやって42.195 kmを走って後2~3分を短縮しようというのか。彼は母校(とは卒業した後に言うことだ)の名誉の為に20 kmを走る訓練とせねばならないのではないのか。

極論だと言われようと何だろうと、私は読売新聞と日テレは箱根駅伝を「オリンピックの男子のマラソンで3番までに入る為に中止すべきだ」今後も主張したい。同様に、私は今から30年以上も前に「高校生の野球人としての将来を考える時、甲子園の野球は辞めるべきだ」と主張し、先頃野球の殿堂入りされた湘南高校の同級生の脇村春夫君が高野連の会長に就任した際に、その旨を書面で提案して驚かせた経験がある。従って、先頃筒香が言い出したことはほぼ全面的に支持するのだ。

瀬古君に言ってやりたい。「年齢と時代を考慮して好い加減に身を引いたらどうか。60歳を過ぎた君の時代は終わっているのだ。20km専用の走者ばかり育てて、オリンピックのマラソンに勝とうなどとは寝言だぜ」と。昨日の惨状を見て見ろ。大迫も佐藤もダメだったじゃないか。

特殊詐欺対策

2019-03-04 08:00:36 | コラム
ナンバーデイスプレー方式の電話機で:

当アパートの管理事務所から近々警察官が巡回訪問すると事前に案内があった通り、先日制服警官(テレビドラマで覚えた言葉では地域課の所属で、交番勤務を意味すると思う)が確かにやって来られました。玄関先での立ち話で、来て頂いた目的は「特殊詐欺にお気を付けを」ということで、数項目の注意事項が大きな文字印刷されたチラシを手渡されたのでした。「何か特殊詐欺対策を講じていますか」との質問には「固定電話をナンバーデしスプレーにしております」と答えると「それが最高」と言われました。

この方式にしたのは20年ほど前にこの地区にはと言うべきか、当大型アパートと言うべきか知らないのですが、墓地、不動産の売買、商品の売り込み等々の電話による勧誘が連日のようにかかってきました。その中には迂闊に断ると口調が一変して反社会的存在の人たちのようになるのか脅迫されるので恐怖でした。そこで警察だったか専門の機関に相談して「ナンバーデイスプレー方式」になる機能を内在した電話機を購入して設定し、NTTに届けて月額幾らかを支払うようにしました。

この方式をご存じで無い方がおられたらと思って簡単に説明しますと「その電話機にこちらから電話をすることがあるか先方からかかってくるだろう方の名字なり何なりと電話番号を電話機に登録しておくのです。それにより、かけたい先の電話帳にもなるので電話機を操作すればその先にかかるし、かかってきた先の電話番号と名前が表示されるのです。登録してなかった先、即ち「怪しい」と思う番号からの電話番号も表示されますから、取らないで留守電に変わるまで待っていれば、怪しい先は諦めて切ります。

この電話機は当然ながら「非通知」からかかった際にもその旨を表示してくれますから、放っておけば切れます。また「着信拒否」としたい番号も登録できます。更に言えば、かなり多くの売り込みの電話は何故か「0120」という着信用の番号からかけてくるのですから、これも放っておけば諦めて切ります。という次第で、当方のような高齢の夫婦が住んでいるアパートは彼ら詐欺グループの絶好の標的かも知れませんが、これまでにどれほどの頻度で彼らが電話してきたかは解りません。中には遠く北海道や九州からかかってくる電話もあります。

私は身を守る為にそういう機能を持つ電話機を購入し、NTTに月間某かの投資を惜しまない方が安全だと思っております。尤も、現代の若者たちのように家電(固定電話)を持たないという手もあるようですが。