新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月14日 その2 矢張り大谷翔平が心配だ

2023-08-14 08:17:01 | コラム
Angelsのオウナーと監督(Head coach)は大谷が燃え尽きるまで使い倒す気か:

テレビでは大谷翔平が8試合だったかホームランが出ていないと大騒ぎだ。何とも間抜けなことを言うものだと呆れている。誰だったか大谷を「MLBの宝だ」と言っていたが、そう思うのであれば、あのオウナーと監督を大谷が何時かは「労災」で訴えるかも知れないようなデタラメな酷使振りを批判したらどうかと思う。彼らマスコミの不見識振りを怒り、且つ嘆いている。

彼らは何らの意味をなしていないと私が嗤っている「二刀流」なる言葉を捏造し、彼の大活躍振りを我が事のように喜んで見せている。だが、彼がどれ程アメリカで体を鍛えて身体能力を高めてあろうとも、大谷翔平は鉄人ではないのである。その大谷はあのデタラメな選手起用を続けて負けてばかりいる監督の下で、毎日真剣に働いているが、プレイオフ出場という実を結ぶ可能性は殆どゼロになったと思う。

既に触れたことで、あのオウナーは球団の売却を思い止まった。それは金どころか「プラチナの卵」である大谷を抱える球団を持ち続けていれば、観客は世界中から集まって貰えるし、グッズ(goodsなんて単語を使った記憶がない)は売れるのだ。また、あの無能監督は彼自身の「job security」のためには、大谷が倒れるまで使い果たすことをも厭わないのではないかと疑わせてくれている。

高校野球だって今や投手で4番打者のような使い方をする学校はなくなっている。それにも拘わらず、世界で最もキツイ運動量(と精神的な負担もかな)が大きいMLBで両面(two-way)を務めている大谷を、ダブルヘッダーの1戦目で完投させ、2戦目にも使っているという無茶な起用法を採るのだ。2戦目でホームランを2本打ったと我が親愛なるマスコミは無邪気に褒め称えるのだ。彼らが言うべき事は「何というデタラメな酷使」という監督批判なのだ。

あまつさえ、あの駄目監督は大谷に「試合に出るか」と尋ねるとか。そう訊かれれば球団の大黒柱であり彼自身がプレイオフに出たいだろうし、責任感があるだろうから「出ます」と答えるに決まっている。疑えば、あの監督はそこに付けいっているのではないか。既に右手の中指だったかが痙攣したというではないか。大谷を出しても連敗するのだから、一試合や二試合休ませても大勢に影響はないだろう。コーチたちはそれくらいをあのhead coachに進言できないのか。

このまま負けてばかりいて、大谷が疲れ果ててプレイオフも駄目で、彼が疲れてホームラン王も、打率の1位も、最多勝投手も逃すような事態になり、来年は移籍となったら、Head coachさんは如何なる責任を取る気なのだろうか。私は大谷を慎重に使えば後5年は間違いなく今年のような成績を残せるだろうかと予測している。但し、そのためにはあのオウナーと監督の下からは離脱すべきだ。


鰻重と焼き肉

2023-08-14 07:03:46 | コラム
遅まきながら夏負け対策を:

先週は「転ばぬ先の杖」をとばかりに、酷暑の中を鰻重(と言っても吉野家だが)と焼き肉を食べに出かけた。

我が街ではマスコミに持て囃されている吉野家はJR山手線・新大久保駅前にある。恐らく10年かそれ以上前に入ったことがあった程度で、馴染みが薄い。着席して「矢張りか」と感じたことは、お客の大半が外国人だったということ。我々のテーブルの隣では、アジア人と思しき2名の青年が無言でズーッとメニューを眺めているだけだった。

やがて店員(今で「ホールスタッフ」などという奇妙な呼び方になっているが)がやってきて「ご注文はお決まりですか」と尋ねると、無言で何かを指さしていた。配達されたのは味噌汁とサラダ付きの牛丼だった。髪の毛の生え方から判断すれば中国人だったと思う。我々夫婦が帰る時には、白人の若い男女も入ってきた。ここ百人町/大久保界隈は、この手の店は下層の外国人たちに人気があるようだ。言うまでもない事で、駅前はインバウンドたちでごった返していた。

そうそう、鰻重を食べに入ったのだった。この店はタブレットも置いてなかったし、何処に行っても機器の操作法が異なっていて高齢者をまごつかせるセルフレジでもなかった。¥1,200の鰻重は値段なりの味がしていたし、鰻重であることに変わりはないので、気分良く昼食を楽しむことが出来た。

次は焼き肉。高田馬場駅前のビルの2階に目指す店がある。ジムから出てくるのがほぼ11時半なので、丁度昼飯時になる。この難しい字(「肉」という漢字が三つ組み合わせてある創作文字か)の最近出来た店に入るのは2度目だった。大いなる変化はタブレットをテーブルの上に発見したこと。昨今、飲食店は人手不足に悩まされているそうだが、タブレットはそれに対応したのだろう。現にホールスタッフは1人しかいなくて、レジも兼務していた。

記憶が確かならば、この店はA5ランクの肉が売り物だった。ランチは¥1,380で、それに相応しい程度の価値があったと思う。週に2度も夏負け対策の食事をしたのだから、今週は何とか台風をものともせずに乗り切れるだろうと期待している。

なおこれが言いたかったのかと思うお方もおられるかも知れない辺りを。「ホールスタッフ」だが、初めてテレビの音声で聞いた時には“whole staff”なのかと思った。だが、「hall staff」」としたいようだと後刻判明した。こういう英語の表現があるかどうかを調べる気にもならない。今や「店員」も「給仕人」も何らかのPC的な理由で排除されたのかと疑っている。

だからと言って、英語もどきのカタカナ語にすることで「差別語?」を排除したことになるのだろうか。そうだと考えたのであれば、何とも情けないカタカナ語崇拝だと言いたくなる。