●ロシアでは22日、国旗の日が祝われている。この日は1994年に
制定された。
●プーチン大統領は保養地でチェチェン大統領との会談で、今秋に
予定されているチェチェン議会選挙は、チェチェン情勢をさらに正
常化する上で、さらなる重要な前進を可能ななものになるだろうと
した。
●イラクで新たなテロ事件が発生し、バグダット南方にある警察署
では4人の警官が死亡し5人が負傷した。また自動車道では爆弾
が爆発し、1人のアメリカ兵が死亡した。
●ドイツのシュレーダ首相は、イランの核兵器開発には反対なもの
の、平和利用的手段で、この目的を達成することを望んでいるとし
た。
●アメリカのディスカバリーが、ケネディ宇宙センターに到着した。
■ラジオ・ジャーナル
ロシアと中国の軍事演習は、アメリカで大々的に報じられた。
またアメリカ国防総省は演習海域に軍艦や潜水艦、偵察機を派遣し
た他、偵察衛星を使用した。二つの大国が軍事演習を行うとき、近
隣諸国が感心を寄せるのは自然の流れである。しかし注目されるの
は、アメリカにおいてこの軍事演習がアメリカへの安全保障への驚
異として受けとめる向きが多い事である。これに関連してアメリカ国
務省は短いながらも特徴的な声明をしている。声明のなかで、露
中の演習が、地域協定の不安化に繋がらない事への期待が示され
ている。
またワシントンポストなど一連の新聞の論評では演習に対する反感
がにじみ出ている。
アメリカ海軍の大将はロサンゼルスタイムのなかで、この演習はア
メリカを苛立てさせようとして、意図しているとしか受け止められない
と語った。
一方ロシア中国は演習開始までに、また演習の課程においても、そ
の目的はテロリズムや地域紛争が行ったときの過激主義の驚異を
撃退する為の共同行動の作成であると繰り返し強調している。合同
演習は両国の関係強化、地域の安全保障、そしてテロリズムに立ち
向かうための重要な行動である。これが何故アメリカの驚異となりうる
と言えるのか。と論評した。