水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

過去の制作から2

2005-09-11 23:37:45 | 制作記録
11月のグループ展ということてパネル展示をする訳だけど、1993年に行ったウエストベスギャラリー(名古屋)での個展で同様な展示を行っているのいるのね。

あの時を思い出してみると「予定じゃなくて実物を見せるのが個展だ」とか「現実みが無い」とか「こんなもん誰が欲しい」とかいろいろ言われたな。

でもこうした模型を展示した事が機会になって、岐阜県美術館でのインスタレーションとか話を聞いてもらう切っ掛けになったんだよね。

偶然、画廊に訪れた県美の学芸員さんに2時間近くお願いして、なんとか「一度、模型と企画書を持って来てください。話はそれからです」という言葉をもらって早速、模型を作って岐阜県美術館にいったんだよね。

本当に大変でしたよ。

また、その模型を作っていた時も、ニヤニヤされながら「美術界というのが分かっていないね」と一言いって立ち去る人とか。「そんな事に何の意味がある。どうしたいの。頑張ってみるといいよ。」と気にさわる事を何度も言ってくる人とか。いて

僕も僕で、「こうしたプレッシャーの中で、今、作っているこれが、本当に実現する瞬間を見せることができたら。誰にもできない最高の授業になるね」と授業中に学生達の前(黒板の前で)で堂々と作ってみせていたのだから、まぁしゃぁないのかな。

でも、本当に大変だったけど、近くで見ていてくれた学生達は好意的に見ていてくれたんで本当に嬉しかったな。

広報誌

2005-09-11 15:19:47 | アパでの展示
なんか、名古屋の方の広報誌で11月に行う名古屋のグループ展を紹介するという事で資料を郵送して欲しいとのご連絡。展示するパネル等がまだ形になっていないので作品の写真と言われてもまだ無いので、パネルで紹介する予定の「花フェスタ2005ぎふ」でのインスタレーション作品の写真と以下の文面をコンセプトに資料として送る事にしました。

コンセプト
水面を活用した一過性の表現により、展示した時と撤去した時の落差から既存する公共施設の緊張感を持続させる空間のリサイクルの可能性を秘めた制作活動をしています。写真は岐阜県にある「花フェスタ記念公園」で行ったインスタレーションで、今回の出品ではこのところ岐阜県で行った制作の資料を中心に展示を考えています。