水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

打ち上げにて

2007-05-21 11:50:45 | 岐阜県全域美術館構想
5月20日、桜まつりでの美術展の打ち上げを行いました。

2ヶ月近く経ってからの打ち上げですが、それぞれにそれぞれのお仕事やらご都合なんかがあったりして、やっと出来た次第です。



飲み会といえば、オイラ達が学生時代に行ってきた感じだと、先輩後輩関係と云いますか、一次会は割り勘だとしても、芸術談議が華開く二次会以降からは先輩のおごりで楽しまさせていただいたものです。

でも、最近は先輩方の財布の事情も変化して寿司やカラオケなどとおごっていただく事は少なくなり、酔いさましに喫茶店でコーヒーでもお安くおねだりするのが後輩の礼儀といったところです。

5~6人で2千円程度におさまる金額をおごってもらう訳ですが、その事によって先輩に華をもたせることにもなりますし、後輩が結束力を高めるのであれば、安い金額なんですよね。

しかし、最近、平成不況が長く続いてそうしたお金の使い方が出来なくなっている人も多くなりました。

加えて、公務員の官官接待が問題になって、飲み会があったとしても割り勘でなければ悪い事といった風潮みたいなものがあったりして益々その傾向が強まったような気がします。

後輩もそうしてもらった経験がないので、彼らに続く後輩にもそうした連帯感みたいなものが無くなっている事に気づく事が多々あります。

でも、それは公務員同士での話し。

一般のオイラ達、とくに夢を売る商売でもある芸術は、明るい人と人との繋がりや地域全体の心の豊かさのなかに作品の置き場所がある訳で、そうした雰囲気作りの為に作家が存在しているといって過言ではないし、あり得ない話しじゃないかな。

正直、みんな、それぞれに財政事情は厳しいです。

でも、そんな厳しい状況だからこそ「よし!コーヒーでものむぞ」と出したお金は今後に繋がるのです。

「自分が飲むくらいの金はあるけど、今日は(皆におごれる)手持ち(お金)がないから帰る。これで皆の足しにしてくれ」と言ってお金を置いていた先輩がいましたが、見習いたいと思う今日この頃です。

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