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論拠・主張

論証=事例、引用。

ホリエモン批判するならホリエモンになれるのか:松山情報発見庫#193

2005-06-09 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
世代飛ばしの破壊力 ホリエモンと愉快な仲間たち 「日経ビジネス2005.5.23」
20代もそこそこの自分がホリエモンに憧れようが、嫌おうがあまり意味ない。
ホリエモン批判、非難するなら、自分は彼ほどの人間になれるのか?
高校時代に、アメーバのことについて、書いた英語の試験問題の英文があった。
アメーバは、単細胞生物かもしれない、でも確実に生きようと、生命をドライブしている!!(突き動かしている)
アメーバと、ホリエモンをこうやって並べて書くこと自体ナンセンスだが、要は自分に生命力は満ち溢れているのかということ。
ちまちま悩んでいない、アメーバと、ホリエモン?
いずれにしても、彼らは強烈な生命力がある。
それに、ホリエモンは、ものすごいプログラミング能力と行動力があるんだろう。
彼を好き嫌いという前に学べるところは大量にあるような気がする。

今回の日経ビジネスでは、ホリエモンと彼の周囲のアンダー40のお抱えの人びと。
それから、それのアンチテーゼ(対抗馬)として挙げられている。
楽天の三木谷氏、IYG生活デザイン研究所の藤巻社長など。
正直、僕は、ホリエモンほど大胆になれないタイプの団塊世代的な人間。

「起業?カネ?ちんけな話じゃないですか。自分で会社を起こして儲けたい?それは我でしょう?美意識がない」。では何がしたいの。
「社会にいい影響を与えたい。大型店の建て直しは誰もが難しいと思っている。それを成し遂げたい。ヨーカ堂というでかい組織を動かして世界に通用する店を作りたい」
(藤巻幸夫氏のコメント39ページより)
こういう意見に100パーセント賛成できるわけじゃないが、この発言も、ホリエモン的な美意識(?)を無視している考えとも言えるし、多様性の尊重につながらない。

明治政府を打ち立てた西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允。彼らは幕末の動乱期、いずれも30代だった。戦後日本を代表するソニーも前身である東京通信工業を設立した時、井深大は38歳、森田昭雄25歳だった。
歴史の転換点に「世代飛ばし」はつきものだ。時代が閉塞した時、人びとは「創造的破壊」や「不連続な改革」を待望する。
(41ページより)

今の、20代の僕らは、社会的、世間的にはまだほとんどインパクトがない。
今は、何かを批判したりするより、何からも学んでいくことが大切な気がする。


コメント
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