東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

ドライブレコーダー、スモークガラス車

2006年04月22日 21時39分00秒 | NHK
ちらっと見ていたNHK教育テレビで、車につけたドライブレコーダーの話があった。
(4/22,19:00 サイエンスzero)

前方を自動撮影することによって、ヒヤリハットの解明がされているという内容である。
ヒヤリハットの一番の理由は、前の車の急停止であり、それは前の前の車の異常行動、たとえば急な針路変更などで引き起こされる、ということであった。

そのためには、前の前の、あるいはその前の、車の動きをつかめればよい。

前が大型車(バス、トラック)の場合は当然その前の車は見えないから仕方がないので、普通車間距離を置いて運転せざるを得ない。
ところが、そうでない場合でも見えない、あるいは見難いケースが増えてきた。

それはスモークガラス(プライバシーガラス)の普及である。ワゴンタイプの車のすべてが標準装備であり、セダンでも標準が増えてきているのだ。前の車のガラス越しにその前を確認することが難しいのである。

このスモークガラスの害については警告する人も多いのであるが、メーカー、工業会はまじめに取り上げていない。まさにみんなで作れば怖くない、状態なのである。

今日のNHK番組はとてもいい取り組みである。ドライブレコーダー取り付け車の解析により色ガラスの危険性を明らかにし、一日も早くやめさせるようにしたい。

NHKには、早い時期に続編を期待したいと思います。

蛇足

ずいぶん前ですが、○菱のワゴン車を買ったとき、透明ガラスにならないかと聞くと、だめだという。次の答えがよかった。「すぐ慣れますよ」だと、「うちの後ろの車から前方が見えないだろう」といってるんだけどね。