東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

福祉プラザさくら川 (港区新複合施設)見学

2006年04月26日 19時34分05秒 | 介護
港区のあたらしい福祉施設ができて、本日見学を行った。

愛宕警察の隣、桜川小学校の跡地である。

まずはお名前について。

福祉プラザさくら川

新橋さくらの園(特養、デイサービス、訪問介護)
新橋ばらの園(老健、通所リハ)
新橋はつらつ太陽(知的障害者入所、通所、デイサービス)

4つの名前が付いている事になる。憶えてもらうまで結構大変そうである。
あと、新橋と言うには抵抗がある。愛宕が良いと思うが。

また、桜川小学校跡であるから「さくら川」でなくて「桜川」としたほうがよかった。普通パソコンで入力すると、漢字になるので、ホームページが検索できないのもよくない。

さて、8階建てのかなり巨大な建物である。
建物の設計はそれなりに上手くできているようだ。

あえて、こごとをいってみると。

1.この貴重な土地であるから、建蔽率を最大に利用して床面積を増やすようにすべきだった。8階でなく、30階か40階建てには出来なかったのだろうか。港区では特に特養が不足しており、2、3年待ってもなかなか入所できないのである。


2.1フロアーに10人づつのユニットを4つというあたらしい介護の方法である。少人数なので、利用者が「あの人と一緒じゃいや」とか言い出すことが考えられる。利用者のわがままにどう対応するか考えておいて欲しい。

3.たくさんのスタッフの殆どを若い年齢層でそろえている。もっと経験豊富な高年齢層の職員を使ってもいいのではないか。高齢な利用者は若い人に幼児扱いされたくないと思う。

あたらしい施設は老人にとっての住みごごちもよさそうです。デイ、ショート、老健と、出来るだけ申し込んで見ましょう。