最新の住宅ニュースから

●伝統木造建物の耐震性を確認・防災科技研など

　伝統木造建物は阪神大震災級の揺れにも倒れず――。防災科学技術研究所と京都大学の共同研究グループはこのほど、切り妻屋根の伝統木造建物を阪神大震災級の強さで揺らす実験を実施した。兵庫県三木市にある世界最大級の震動台「Ｅ―ディフェンス」を使った。収集したデータを今後、木造住宅の耐震設計や施工に生かす。
　伝統木造建物の振動実験は、１月30日に続き２回目になる。初回は阪神大震災の半分の揺れにとどめたが、２日に行った２回目は震災当時の強さで試した。


●フラット35の買取申請数、２ヵ月連続で前年同月比大幅マイナス

　住宅金融公庫が発表した、「フラット35」の１月分の買取申請数は、2818件だった。前年同月比で約600件減で、２ヵ月連続の大幅マイナスとなった。