●住宅金融支援機構、割安な20年ローン
1日発足した独立行政法人住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)は、主力の長期固定金利の住宅ローン商品を見直す。現在は返済期間35年まで金利は一律だが、20年以下なら金利を割安にした商品を今夏にも提携金融機関が販売する。借り換え融資も一部導入し、まず三菱東京UFJ銀行が月内に取り扱う見通しだ。利用者が使いやすい商品を増やし、国からの補助金に頼らない経営自立を早期に目指す。
機構は今夏をメドに借入期間が15年から20年までを対象にした「フラット20」(仮称)を新設し、最長35年の「フラット35」より金利を低くする。いまは銀行から利用者への貸出金利は年3%前後だが、現行の市場金利であれば、0.2%程度下がる可能性がある。仮に2000万円を固定金利で20年借りると、返済総額に約50万円の差が生じる。
[4月2日/日本経済新聞 朝刊]
1日発足した独立行政法人住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)は、主力の長期固定金利の住宅ローン商品を見直す。現在は返済期間35年まで金利は一律だが、20年以下なら金利を割安にした商品を今夏にも提携金融機関が販売する。借り換え融資も一部導入し、まず三菱東京UFJ銀行が月内に取り扱う見通しだ。利用者が使いやすい商品を増やし、国からの補助金に頼らない経営自立を早期に目指す。
機構は今夏をメドに借入期間が15年から20年までを対象にした「フラット20」(仮称)を新設し、最長35年の「フラット35」より金利を低くする。いまは銀行から利用者への貸出金利は年3%前後だが、現行の市場金利であれば、0.2%程度下がる可能性がある。仮に2000万円を固定金利で20年借りると、返済総額に約50万円の差が生じる。
[4月2日/日本経済新聞 朝刊]