家での晩酌、たまにはワインも(笑)
スーパーで見かけ、この価格なら!と買ったスペインワインです。
Val Conde Valtier Crianza 2012 Val Conde(DO Utiel-Requena, Spain)
スペイン東部、バレンシア州にあるDOウティエル・レケーナの赤ワインで、ブドウ品種は、テンプラニーリョ50%、ボバル50%のブレンド。
樹齢は40年だそうです。
ヴィンテージは2012年。けっこう熟成されています。
色は黒みを帯び、かなりの濃さがあります。
最初のひとくちめは硬さがあり、タンニンが少しギシギシする感じでした。
これはちょっと飲みにくいかも…と、用意したすき焼きに合わせながらさらに飲み進めましたが、あまり開いてくれず、1日目はこんな感じで終了。
ところが、2日目になると、カドが取れて丸みが出てきました。
ふっくらした旨味があり、これならイケます。
3日目まで飲みましたが、ピークは2日目でした。
まろみと果実味、タンニンのバランスがちょうどよく飲めました。
ドイツ・ベルリナートロフィー2015年金賞受賞ワインだそうです。
スペインの赤ワインの場合、クリアンサは最低24カ月の熟成(うち6カ月は樽熟成)が必要です。
熟成期間の長さでは、この上にリゼルバ(36カ月以上)、グラン・リゼルバ(60カ月以上)があり、クリアンサは短い熟成期間のワインということになります。
アルコール度数13%
原産地呼称のDOウティエル・レケーナは、古くからのボバル(Bobal)の産地。
そういえば、このDOのワインを割と最近飲みましたね。
2007年のグラン・リゼルバもお手頃プライスでしたが、今回のクリアンサは、二度見するほどの超お買い得プライスでした。
ちなみに、輸入元の希望小売価格は1500円のようです。
※輸入元:巴ワインアンドスピリッツ