ワインの栓は、よくあるのは「コルク栓」ですが、今は「スクリューキャップ栓」も多いですし、「ガラス製の栓」も時々ありますよね。
ドイツVonoLok社のガラス栓は再利用ができるので、このガラス栓に出合うと、処分せずに取っておくようにしています。
サイズがいろいろありますが、大抵どれかはボトル口にハマってくれるので便利です。
先日も、ワインボトルのコルク栓を抜き、保管用にガラス栓を使おうとしたところ、少々キツめかなと思ったのですが、写真のガラス栓がなんとか入りました。
ピタリとハマり、これはいい!と思ったのですが、いざガラス栓を抜こうとすると、まったく抜けません。
あまりにもピタリとハマったせいなのか、ボトルの中が真空状態になってしまったようで、それこそテコでも動きません。
困った…
先日の、なかなか抜けないスパークリングワインのコルク栓に続いての難題です。
ペンチで挟んでみようかしら?
ならば、なにか布をかぶせた方がよさそうね。
しかし、ペンチ、まったく歯が立たず…
金属のヘラ状のものを差し込んでみても、まったくダメ…
こうなったら、「栓抜き」でどうよ?
普通の栓抜きではうまく引っかけられなかったので、ソムリエナイフに付いている栓抜きを根気よく動かしていると、引っかけた時に少しだけ浮くような動きが出てきました。
しぶとく続けていると、栓の頭の部分が浮いてきて、ようやく抜けました
抜けたガラス栓を、軽くボトル口にセットして抜く動作をすると、栓の根元にあるパッキン部分が外れるじゃないですか。
通常は、ガラス栓とパッキン部分はピッタリ一体化し、栓の抜き差しでは離れることはありませんが、今回はガラス栓の頭の部分を力いっぱい栓抜きで引っ張りましたからね
簡単に分解できました(笑)
パッキン部分のヘリが少しギザギザに傷ついているのがわかりますね。
ワインボトル用のガラス栓は便利ですが、他のボトルのものを再利用する場合、キツキツなのを力業で押し込むと抜けなくなる場合がありますので、ご注意ください。
そうなってしまった場合、今回わたしが対処したように、栓抜きを使って少しずつ浮かしていく方法を、まずは試してみることをオススメします。
[参考]
ワインの産地とガラス栓の相性の話
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/5a6c09ec25ef552dbeec5cb573810343
スパークリングワインの抜栓でまさかの筋肉痛!
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/72a345e3e7f4c19e5e2b8bb6692f9afa