おいしいご飯を炊くには、最初にお米に水を注いだ時が最も重要、とされていますよね。
乾いているお米は水を吸いやすいので、最初に入れる水はできる限りキレイなものがよく、かつ、長々とかき混ぜていないで、最初の水はサッと捨てること。
お米の表面に付いている汚れを素早く落とし、汚れの出た水をお米に吸わせないため、ということは皆さんよくご存じだと思います。
が、先日、えーっ!と絶叫しかかった出来事がありました
その日は夜まで気温が高く、水の温度も高かったので、夜遅くなって少しひんやりしてきてからお米をとごうと思い、お釜(我が家は羽釜です)にお米だけを入れた状態で、台所の台の上に置いてました。
夜も更け、そろそろお米をとがなくちゃ、と思って台を見ると、そこにあったはずのお釜がありません。
あれ?と思って探すと、お釜は定位置にあり、フタを開けると、すでに水が入っています。
もしかして、母がといでくれた?
よく見ると、水の中のお米がやけに白く、まさか…、と思ってかき回してみると、といでいない状態でした!
つまり、お米にただ水を注いだだけ…
無洗米ならそれでOKかもしれませんが、我が家のお米は福島の叔母が玄米で送ってくれる会津こしひかり。
コイン精米機で精米し、精米歩合は軽くしてあるので、そこそこしっかりとぐ必要があります。
おそらく2、3時間ほど水の入った状態で放置され、お米の表面のゴミやらよろしくない成分の出た水をしっかり吸ってしまった様子。。。
さすがに捨てるわけにはいかず、とぎ直しましたが、時すでに遅し…
翌朝、いつものように炊いたところ、お米の表面が糊状で、べたべた。
味もおかしく、そうりゃあ、そうなりますよね。。。。
何回分かまとめて炊いているのですが、保存したご飯を温めてもべたべた。
しばらくは、おいしくないご飯が続きました
ということで、お米をとぐ時は、最初が大事、ということを証明した出来事でした(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます