杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

浜名湖地産地消検定会のお知らせ

2009-11-26 11:40:54 | NPO

 10月15日の全国新聞大会記念で中日新聞特集に紹介したNPO法人はまなこ里海の会の窪田事務局長から、「記事のおかげで我がNPOの知名度がDsc_0009 UPしました」と感謝メールをいただきました。

 あらためて新聞というメディアの影響力の大きさを感じたとともに、影響力があるだけに、日頃、新聞記者のみなさんは批判の矢面に立つことも、こうして厚い感謝を直接もらうこともあるんだろうなぁと実感。一流大学を出たエリートさんしか就けないと思われる新聞記者の仕事も、年季を重ねれば私のような三流ライターが疑似体験できるわけで、物書きを目指す若い方には、クドく、シツコク、粘着体質で頑張っていただきたいですね!

 

 窪田さんからは、浜名湖地産地消検定会のご案内を新たにいただきました。最近増えてるご当地検定の中でも、地域食限定で、海の幸山の幸プラス自然環境についても学べる内容充実なプログラム、しかも受講料タダ!ということで、これはぜひとも参加せねばと思っています。

 

 

 『浜名湖地産地消検定会』

主催/静岡県、NPO法人はまなこ里海の会、後援/浜名漁業協同組合、協力/舘山寺サゴーロイヤルホテル、弁天島遊船組合

浜名湖およびその周辺部では多くの魚介類や農作物が収穫されています。浜名湖周辺に住む者としては、できるだけこれらのものを食材として、地域の気候や風土に合った料理を味わいたいものです。NPO法人はまなこ里海の会では、浜名湖周辺の豊かな食材を知っていただくため、水産と農産に関する講習会を2回実施し、検定試験を行います。成績に応じて「浜名湖地産地消マスター」1~3級が認定され、1級認定者はNPO法人はまなこ里海の会ボランティアリーダーとして登録されます。当会のイベントの数々にスタッフとしてご参加いただけるとともに、1年間賛助会員の資格を無料で与えられます。また検定試験参加者全員に素敵な参加賞がプレゼントされます。

 

 

◆第1回講習会(水産・自然環境講習)

12月19日(土)10:30~13:00、浜松市舞阪文化センター3階大会議室

 

◆第2回講習会(農産・自然環境学習)

1月16日(土)10:30~13:00、舘山寺ホテル山喜 

 

 

◆浜名湖地産地消検定会

2月13日(土)10:00~14:00、舘山寺サゴーロイヤルホテル

 

 

◆申込方法/往復はがきにて申込。検定会のみでもOK。往信欄(うら)には①講習会の参加の有無、②名前、③年齢、④性別、⑤住所・電話番号、⑥興味のある分野―を記入。返信欄(おもて)には自分の住所と名前を記入、うらは白紙で。

◆郵送先(往信・表面)/〒431-0291 浜松市西区舞阪町浜田195 舞阪郵便局私書箱1号 「浜名湖地産地消検定会」係

 

◆締切 講習会参加希望者は12月11日(金)必着。検定会のみの方は1月29日(金)必着。定員50名(多数の場合は抽選)。

 

◆問合せ NPO法人はまなこ里海の会事務局 080-3633‐4946(窪田さん)

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 こういう試みは、キックオフの時点では県や各種団体から様々な補助が付いてスタートし、いずれは地元で独自に観光プログラム化し、自立発展していくことを目指すものと思います。その間、行政と地域と民間、さまざまな関係者の調整をとり、オペレーションを担うNPO法人の存在は必要不可欠であり、浜名湖の地域資源活性化に窪田さんたちが果たす役割はきわめて重要です。

 

 

 今、話題になっている行政刷新会議の事業仕分けは、静岡県でも導入され、NPO施策の事業費も削減の対象になっていると聞きます。

 確かに県が手厚くNPO組織を育てる段階は終わったのかもしれませんが、それならなおのこと、これからはNPOが各事業領域で(営利目的ではないという)中間的立場を活かして社会の課題に取り組んでいけるよう、各領域の行政実務担当者や民間業者がNPOのことをしっかり学んでいく段階に入っていると思うし、NPOをうまく活かすことが有益なんだと腹をくくって取り組んでほしいと思います。

 

 その意味で、私が関わっているNPO法人では、活き生きネットワーク(福祉分野)と、今回の取材でご縁が出来たはまなこ里海の会(地域活性)の取り組み、とても注目しています。