ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

2020/GW

2020年05月04日 | 日記

最悪のゴルデンウィークが進行中です。

皆は何していますか。美味しいものでも食べのんびりしてているしかないようです。

個人経営のかたは資金繰りなど頭が痛くなると思いますがとにかくあと1か月ばかりなんとかしのぎましょう。

 

おろされた シャッター続く 商店街 みんな呼吸を やめてしまった

(朝日歌壇 さいたま市 丹羽祥子さんの作品)

ちょっと前まではどこの観光地も混んでいて日本はもう少し人口が少ないほうが住みやすいんじゃないかと思っていました。

しかしこんなにガラガラだと寂しい感じもして勝手です。

海辺まで行ってみました。

小さな花が咲いています。

埠頭もいつもより釣りをしている人が少ないようで美浜区民は自粛をよく守っているようです。

5月の風が気持ち良さそうです。

早くコロナウイルス菌をどこかに飛ばしてほしいな。

姪の子供です。

ご隠居の愛人の子供ではありません。

姪の子供のことを何て呼ぶか知っていますか。

姪孫とかいて「てっそん」と呼ぶそうです。大甥ともいうそうです。

日本語はきちんと呼び名もついているんですね。

ご隠居はこの連休はたくさん本でも読もうかと思っています。

162回直木賞受賞作品。川越宗一。

明治維新の前後、北海道と樺太にいたアイヌの人たちの話です。

名前の名称が読みにくくて時間がかかりました。

主人公は樺太アイヌ人とポーランド人とい面白い組み合わせですが金田一京助、二葉亭四迷、伊藤博文なんかも登場します。

歴史小説というとすぐに秀吉だ信長だということになってあまり好きではありませんがあまり今まで書かれていないようなものはちょっと興味が惹かれます。

時代に翻弄されながら「熱」を追い求めてきた人たちの話です。

ちょっと難しい本ですが時間もたっぷりあるのでゆっくり読破するのもいいのではないでしょうか。

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千葉さんぽ(東京湾観音)

2020年04月26日 | 日記

月日が経つのは早いもので今年もゴールデンウイークが近づきました。

でも今年ほどワクワクしない年は初めてでしょうか。

郊外に出かければ新緑の山々やきらめく海がが待っていてくれるのに残念です。

しかし鹿児島から始まったソラマメの出荷もだんだん関東地方に近づき、初ガツオ、タケノコご飯、陽のあるうちに菖蒲湯にでもつかって気分一新したいですね。

 

このところ本当に落ち込んでいるので気分転換です。

平日一人で車に乗って誰とも話をしないで、こんな時だから観音様にでもおすがりしようと思い東京湾観音に出かけてみました。

不要不急の行動で安倍総理、本当にごめんなさい。

それにしても安倍ちゃんも毎日べらべらしゃべっていますがもうひとつリーダーシップが取れていませんよね。取り巻きにイエスマンばかりだからかな。有事の時はだめなんですよね。

我が家から約75km。誰ともしゃべらずやってきました。

静かです。

昭和36年9月に創建。高さ56m、胎内は、らせん階段になっていて314段20階建てです。

お姿を外から参拝するだけでもいいやと思って入口の方に向かいました。

女性従業員がいて「営業していますよ。今は中に誰も入っていないからゆっくりできますよ。

観音様も暇だから願い事たくさん聞いてくれると思うわ」

「本当に気が滅入ることが多いからちょっとぐらい御利益のある場所に来てもいいよね」

「ほんとだ。そのとおり」

いけない、人と話をしてしまいました。おしゃべり男。

入口は裏側です。

階段を上がっていくとこの窓から外の景色が見えます。

入口です。

東京湾観音の原型は法隆寺夢殿にある救世観音をイメージして作られたそうです。

階段途中には原作者長谷川昴先生の作品がたくさんあります。

最後にきつい梯子がありました。

ここを登れば展望台です。

下から見ると左腕の手すりの部分です。

穏やかな房総丘陵の山々が春を告げています。

晴れていれば東京湾の向こうに富士山が見えます。

コロナウイルスが撃退できた折にはまた来てみたい。富士山が見える日に。

20階にある観音菩薩さまです。

「この観音様を信仰すれば、思った通りに、お金や物に困らないようにしてくださいます。

また、食べ物にも困りません。病気を除いててくださいます」

列島から早くコロナウイルスを撃退してください。

ご隠居やこのブログを見ていてくれる皆も元気でいられますようにお参りしました。

すがすがしい気分になって外に出ました。

観音様のわきに「祈世界平和」の碑がありました。

富津でも昔戦争でシベリアに抑留された人たちがいたんですね。

アメリカ海軍の航空母艦内でコロナウイルスで死亡者が出ているんですね。

戦争で敵艦隊のミサイルでも着弾して死亡者が出たとかいうならわかりますがウイルスです。見えないだけに怖い。

映画の「インディペンデンスデイ」では最後に宇宙人は人間のウイルスが蔓延して去っていくという話でしたね。

世界のリーダーもつまらない新鋭兵器を作ることばかり考えないで感染症の研究でももっとしなさいよ。

最後にもう一度観音様を振り返って「日本のみんなを助けてね」とおすがりしました。

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本当に単なる日記

2020年04月19日 | 日記

コロナウイルスがますます深刻になってきましたね。

皆さんは自宅で、あるいは仕方なく勤務とかうんざりした暮らしぶりですよね。

でも季節は春から初夏に向かって確実に動いていますね。

事務所の前の遊歩道もどんどんとに緑が濃くなってきました。

季節だけは人間を裏切りませんね。

ご隠居は母が入院している先の病院内でコロナ感染が発生したという連絡を受け唖然としています。

とにかく面会謝絶なので93歳にもなる老人が寂しくベッドに寝ているかと思うと少し可哀そうです。

人生は自分の力ではどうしようもできないことってありますね。

どうか皆様も自分の人生、家族への思いやりを大事にしてくださいね。

「いつもと変わらない一日は特別な一日」水橋文美江

 

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寂しい日曜日

2020年03月29日 | 日記

外出自粛の日曜日。長い人生の中でも初めてでしょうか。

千葉です。桜もほとんど散ってしまいました。

10時45分、事務所から見る通りは雨からみぞれとなってきました。

皆さんの方の天気具合はいかがですか。

ご隠居は母が誤飲性肺炎と圧迫骨折で津田沼の病院に入院中です。

面会に行ってもコロナウイルスで身内の者でも会えません。

もう93歳で寂しがっているかなと思ってもどうしようもできません。

日本中が動きが取れませんが個人的にも困ってしまう日曜日です。

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2020春が来た

2020年03月22日 | 日記

お彼岸真っ最中ですね。

日本列島が、そして世界中がコロナウイルス、それに伴う景気悪化、株暴落で大騒ぎです。

人間の営みに関係なく春がやってきました。

磯辺三丁目の桜の花も開花しました。

別に有名な場所ではありません。自宅の近くだというだけの話です。

狭い庭や路地裏でもけなげに咲いているのを見ると日本人は桜が本当に好きなんだなと思います。

はどこでも色彩が賑やかになってきますが・・・・・・・

 

お詫びとお知らせ

ご隠居を取り巻く環境がますます悪くなり、のんびり写真を撮って歩くような気分でなくなりました。

これも人生でしょうか。

ということで当ブログは休止ということではなく月一度程度覗いていただけたら嬉しいなと思います。

末筆ながら皆様もお元気で。

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千葉さんぽ(幕張海浜公園)

2020年03月15日 | 日記

昨日(3月14日)は都心でもみぞれになりました。

同じ日に靖国神社の桜の標本木が開花したとのことです。

コロナウイルスにも負けず春が一進一退でやってきています。

春が来たというのに母の老化がひどくなってきて、遠くに出かけられないのでブログも一休みしようかとも思っています。

とりあえず近くに春を探しに行きました。

磯辺橋を渡ると幕張ベイタウンです。マリーンズのホームタウンです。

美浜プロムナードとバレンタイン通りの交差するあたりです。

今年はプロ野球公式戦もどうなることやらです。

グランドパティオス公園東の街の陸橋を渡ります。

この道の先は海です。しかしせっかく海を埋め立てた街なのに潮風のさわやかさが感じられません。

もう少し運河でも作って海面を残せばよかったのにね。

幕張海浜公園です。大きな花時計。ここのシンボルです。

 

周辺はまだマンションがどんどん建造されています。

左側に見えるのは建造中の48階建て「スカイグランドタワー」です。

京葉線の北側にタワーマンションが6棟ぐらい建ち一挙に1万人以上の街ができる予定です。

景気の悪くならないうちに完成して賑やかになるといいのですが。もっともそのころにはご隠居はこの街を去って老人ホームにいるかもしれません。

(幕張新都心オフィシャルガイド2019参照)

1980年1月東京湾の埋め立て完了。

1989年10月メッセ落成式典オープニングイベント。

千葉市美浜区は新都心とともに発展してきました。

まぁ東京湾に群れする野鳥や渡り鳥のねぐらを奪ってしまったという後ろめたさの中でご隠居の自宅もあります。

コロナウイルスでどこも休館中の場所が多いようですがここは営業していました。偉い!

せっかく来たので見浜園でお茶で飲んでいきましょうかね。

「松籟亭」(しょうらいてい)は平安時代の日記「更級日記」の幕張海岸に関した記述から引用したそうです。

昔ここで友人がお茶会を開いて招待されたことを思い出しました。

館内は本当に静かです。

いつまでものんびりした残りの人生が続くといいのですがね。のどを潤して

さあ外に出てまったり帰りましょうかね。

学校が休みだったり企業が在宅勤務になっているのでしょうか、いつもの平日よりのんびりした感じです。

 

東日本大震災から早くも9年が経ちました。

11日のニュースステーションの番組の中、現地からの報道で被害にあった女性のコメントが印象的でした。

「日々の幸せを当たり前と思わないほうがいい」

介護が大変だとかぶつぶつ言って暮らしていますがこれでも幸せなほうで

もっと大きな災難にぶち当たらないようにと祈っています。

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千葉さんぽ(やちよ 新川千本桜)

2020年03月08日 | 日記

今年はいつもの春と違ってウキウキするような感じではありませんね。

憎きコロナウイルス。近くの公民館や図書館はもちろんのこと市内の有名な拠点も臨時休業の張り紙が多くなりました。

春だというのに動きが取れません。皆様は如何ですか?

「ちば県民だより」に新川(しんかわ)千本桜のことが掲載されていたので行ってみました。

国道16号線で、千葉と柏の中間ぐらいです。仕事でよく柏や野田の警察に行く途中ここで一休みしたり昼食をとったりしましたが桜がこんなにきれいだとは知りませんでした。

八千代道の駅です。道の駅はどこも人気がありますね。

ここの道の駅は、いつでも混んでいますが特に梨が販売される頃になるとものすごい人です。この近所は幸水、豊水などの梨の一大産地です。

新川の流れ。ここからカヌーかなんかで下っていけば途中から花見川に名前を変えてご隠居の自宅のわきを通って東京湾にそそぎます。

カヌーで行くほど元気はありませんがね。

歩道橋を渡ると農業交流センターがあります。のんびりです。

八千代市は都心への通勤圏ですがいちご狩りができるハウスがたくさん並んでいます。

子供を連れてきて一日のんびりするのにはいいところです。金もかかりません。

さて能書きはこのくらいにして河津桜です

川沿い約4.6kmに695本の河津桜の並木が続きます。

この後咲くソメイヨシノをあわせれば8品種約1300本の桜が圧巻です。

これからまだまだ成長して大木になりそうです。

河津桜といえば静岡県賀茂郡河津町が有名ですね。ソメイヨシノと違って一か月ぐらい楽しめるのがいいです。

オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種だそうです。

河津桜の原木は河津町田中の飯田勝美さんが1955年ころ、2月のある日に河津川沿い冬枯れの雑草の中で芽生えている桜の苗を見つけて植えたのが始まりだそうです。

散歩していてもボーとして歩いていてはだめですね。

4.6㎞といえば本当にかなりの距離ですね。まわりが田んぼだけというのは少し寂しい気がします。

やっぱり本物の菜の花を植栽してほしいですね。

もっとも入場料を払っているわけではないので文句も言えませんけれど。

 

(おまけ)

6年前に行った伊豆河津町の風景です。

こちらは桜の木が老齢化しているようです。

ただ伊豆の山々と清流がマッチして、また近くには沢山の温泉地があり、シーズン中200万人近くの観光客が訪れるのもわかる気がします。

さて今年の春は、ぱぁとしませんが近くの暖かくなった景色を探しに行きましょうね。

 

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2020/3月

2020年03月01日 | 日記

令和2年も60日が過ぎてしまいました。

コロナウイルスで散々なスータトになった今年です。世界の株式市場も大変です。

みんなの生活はいかがですか。ご隠居もぶらぶらブログの写真でも撮りに行こうかという気分にもなれません。

近くで我慢します。さいわい今のところウイルスにも感染していなそうです。

 

君も行くのか捨てた故郷を噛みしめに京王デパート駅弁大会

(朝日歌壇 仙台市 二瓶真 さんの作品)

京王デパートの駅弁大会は何回か行ったことがありますが盛大です。

でも駅弁は電車の中で食べたいですよね。

最近は豪華列車が盛んに運行されていますがあまりにもサービスがよくて、至れり尽くせりだとかえって恥ずかしい気分になります。

ご隠居などは最近若い女性に親切にされたことがないのでなおさらです。

せいぜい3か月に一回行く歯医者さんの定期健診で衛生士の女性にニコニコされるぐらいですがあとで歯茎が痛い。

まあ「あずさ」「しなの」「いなほ」とか在来線の特急に乗って、白い制服の車掌さんがテキパキ車内を巡回している見ながら乗車駅で買ってきた駅弁を開き缶ビールを飲む。そして外の風景が晴れた海辺の街や緑の山々を見れれば最高の旅人気分になります。それ以上のサービスはいりません。

コロナウイルスはとにかく日本も春が近くなってきました。

JR稲毛海岸駅前の河津さくらです。

稲毛海岸駅前のマリンピアです。

これが開店したころは市内最大のショッピングモールといわれましたが、今はイオン幕張新都心がドカーンとできました。

なごみますね。春だな。

  

パンジーもいろいろな色がありますがやっぱり黄色が一番奇麗です。

最近、駅前とかバスの停留場の近くにこんな光景を目にします。

スマホで自転車が借りられるみたいです。

昔スイカが登場したころ、うちのばあさまが使い方がわからないと喚いていたのを鼻先で笑っていました。が

最近はペイペイとかスマホとかで(同じかな)いろいろ決済できるとかいわれてもよくわからなくて今度は若いもんに笑われる番になりました。

スマホで15分で70円。東京なんかだともっと高いのかな。

東京だと駐車場でも1時間800円とかびっくりします。ご隠居の近くだと夜だけ止めておくなら500円ぐらいのところもあります。

東京は仕事には良くてもただ生活するだけだと大変ですね。

佐藤亜紀の「黄金列車」を読んでみました。

昔々「大列車作戦」(1964年)という映画がありました。ストーリーともかく蒸気機関車が豪快に走っていた思い出があります。

この話はハンガリーブタペシュトからオーストリアを横断してドイツ国境近くまで44両の車両が万里の長城のように連なっています。

積荷にはハンガリー政府がユダヤ系住民から押収した私財です。その積荷の管理業務担当する中年公務員バログが中心人物です。

途中何度も挿入されるバログの妻と友人一家(ユダヤ人)の回想が悲惨さをものがっているのが印象的でした。

バログの話「最初は、価格の下落した農産物を買って貰う。それから、前の戦争で失った領土を取り返してもらう。引き換えに、ユダヤ人政策を少しずつ押し進める。そうやってしまいには進駐され政府まで挿げ替えられた」

戦争はいつの時代も悲惨で弱い人たちがひどい目にあいますがヒットラーみたいな男に最悪になるまでは同調する人たちがたくさんできるのも不思議です。

ついでにあっという間に12万部売れたという岩波新書の「独ソ戦」を読んでみました。

ヒットラーもスターリンもしたたかですよね。

まぁなにはともあれウイルスも怖いけれど二度と戦争が起こらないように気を付けたいです。

3月になりました。花を楽しみましょう。

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東京日和(十条銀座)

2020年02月23日 | 日記

上中里駅から京浜東北線で東十条駅に来ました。

ここから十条駅に向かいます。

突然に踏切です。

最近都会の真ん中で平面交差の踏切があるのは珍しい。

電車の車輪は大きいですね。

十条駅です。昔(のことを言うと笑われますが)赤羽線と言って池袋と赤羽の間をコトコト走っていました。が

いまや埼京線になり渋谷方面から大宮まで通勤線として活躍しています。

さらには川越線に乗り入れ八高線の高麗川駅、そして電化区間は八王子駅まで、また北に向かえば気動車に乗って高崎まで秩父の山々をのんびり見ながら旅ができます。

そんなわけでこの辺も近いうちに高架線になるそうです。大動脈です。

TVでおなじみ十条銀座の商店街が見えてきました。

魚屋さん、少し時間が早いせいかまだ人はまばらです。

でも行列の出来ている店舗もあります。

あいにく休みですがこの店はよくTVの中継に出ますね。店一杯に焼き鳥など並べておいしそうです。

かなり長いアーケード街になっています。

砂町銀座、戸越銀座とならんで十条銀座。

ご隠居の子供のころはどこの駅前にでも見られた風景ですが、駅前にすら大型スーパーができてまわりは寂しくなりました。

商店街がシャッター通りにになったら今度はダイエーが倒産したりして世の中、目まぐるしいです。

十条銀座が終わると青空が見える富士見銀座となりました。

銀座通りの大安売りです。

この先は環七通りになります。見渡しても大きなスーパーも見られないのでこの辺が繁盛しているのでしょうか。

東十条駅の方に戻ると十条富士が鎮座していました。

古墳と想定される塚を利用して築山されたようです。

地元では「おふじさん」と呼ばれて親しまれているそうです。

場所はこじんまりとしていますが、6/30、7/1の大祭(山開き)は沢山のテントが出て店が並ぶそうです。

小高い丘でも山開きというのはいいですね。

都心でも神社仏閣のある場所には大木が茂っていていいですね。

スダジイは暖地性の照葉樹林で福島県から台湾の見える与那国島まで日本の暖かい場所ならどこにでも見られる木です。

伊豆半島になんか冬旅行するとクス、タブの木、ツバキなどの常緑樹が山一杯に覆いかぶさっています。

紅葉する木も美しいですが陽ざしを浴びた暖かそうな常緑樹と沖を流れる紺碧の黒潮、白い灯台でもあればなおさら素晴らしい景色です。

砂漠などは原油が出て儲かっていても緑は少なそう。地球って公平にできていますね。

人間の歴史は森や林をみるとすぐにぶった切って宅地や農地にしますが将来のためにも緑を残したいですよね。

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東京日和(平塚神社)

2020年02月16日 | 日記

春節も終わってたまたま日本に来ていた中国の人たちも帰国して少しは落ち着くかと思っていました。

しかし国内ではコロナウイルスの騒ぎは収まりそうもありませんがちょこっと出かけてみました。

京浜東北線の上中里駅です。生まれて初めて下車しました。

高崎線や宇都宮線・京浜東北線を利用することは結構ありますがあまり存在感のない駅ですね。

京浜東北線の北行に乗って山手線と別れる田端駅から一つ目です。

駅を降りると「蝉坂」の案内がありました。東京はどこに行っても坂の多い街です。うしろに新幹線の高架線がみえます。

平塚神社のかたわわらに30~40間の坂あり、六阿弥陀第三札所無量寺に続くとなっています。

さて今日の目的地、平塚神社の参道が見えてきました。

東京にあっても静かです。歩いていてもウイルスの心配はなさそうです。

お水舎も手を洗った後はふたを閉められるようになっていました。

平塚神社は平安後期に八幡太郎源義家公(源頼朝・義経の先祖)が奥州征伐の凱旋途中にこの地を訪れ領主の豊島太郎近義に鎧一領を下賜したのが始まりです。その鎧を埋めて塚を築き自分の城の鎮守としました。塚は甲冑塚と呼ばれ高さがないために平塚と呼ばれたそうです。

そんなことより平塚神社といえば内田康夫の浅見光彦シリーズですよね。前にある平塚亭の団子とともにファンにはおなじみです。

内田さんは北区西ヶ原に住んでいたのでこの辺がかなり舞台になっています。

北区役所の第一庁舎1階のロビーに行くと浅見光彦の住民票が500円で販売していたので記念に購入しました。

他人の事実証明をとるので浅見光彦の委任状とか行政書士の証明書が必要かと思いましたが何もいりませんでした。

内田さんは1980年「死者の木霊」でデビューしましたがその時は自費出版だったそうです。

驚いてしまいますね。ある程度有名にならないとなかなか相手にしてくれないのかもしれません。

実はご隠居も100万円も使って自費出版したことがありますが未だにまったく有名になっていません。

こうしてみると北区は意外にみるべきところの多い観光地ですね。

以前に写真教室で出かけた旧古川庭園(当ブログで紹介済みです)もここからすぐです。

テレビでおなじみ平塚亭です。

浅見光彦ばかりでなく「おかしな刑事」の舞台にもなっています。

伊東四朗と羽田美智子が団子をおいしそうに赤い毛氈の縁台座って食べているシーンがありますがここは販売しているだけです。

別の場所で撮影しているみたいです。

中に入ってみましょう

内田康夫さんのサインやドラマに出演した人々の写真がありました。

みたらし団子 140円、豆大福も有名なんですと女主人が言ってました。160円

添加物が全然入っていないようでその日のうちに食べないと固くなってしまいました。

それにしても内田康夫さんの作品は次から次へとドラマになるので本を買って読む気になれませんでした。

83歳(2018年)で亡くなるまでどれくらいの小説を書いたのでしょうか。そしてご隠居みたいな暇な老人をTVで楽しませてくれました。

せっかくここまで来たので帰りに本屋さんによって並んでいたなかの一冊を買ってきました。

もしかしたらテレビで見たかもしれないと思って読み始めましたが途中までは記憶にはありません。もっとも最近はすぐに忘れれからなぁ。

昔、高橋治の「風の盆恋歌」という恋愛小説が結構よかったのを思い出しました。

これも内容はすべて忘れましたがあのころから富山県八尾町の「風の盆」祭りが有名になりました。

越中おわら節,三味線の音色、幽玄の世界、夜更けの町をしんみり流していく、賑やかで明るい阿波踊りと正反対のお祭りみたいです。

最近は9月の3日間で20万人もの人が観光バスや電車で山間の町に押し寄せるそうです。

ご隠居の友人が行ったときはかき氷一杯食べるのも大変で二度と行きたくないと言ってました。

ほとんどの人は富山市内や宇奈月温泉温泉などからやってきて2,3時間で帰るので早朝の時間の雰囲気の良さがわからないとか。

平塚亭の並びにある独立法人国立印刷局東京工場の前に来ました。

祝日だったので休みです。インターネットで予約しておけば工場見学もできます。

刷ったばかり一万円札が段ボールに詰め込まれ廊下に所狭しと積んであるかもしれない。そんなことあるわけないかな。

大阪で花見ごろになると通り抜けで有名なのは独立法人造幣局というみたいですよ。コインが中心です。

どっちにしろ官僚の天下り先に組織を変えて退職金あっちこっちでもらってあるいているのでしょう。

単なる印刷している人たちは財務省だろうが独立法人だろうがどうでもいいんじゃないでしょうか。

さてこの後はTVでもお馴染みの「十条銀座」に行ってみました。次回にね。

 

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