さて三崎口駅に戻り金沢八景駅から京急逗子線(金沢八景駅~新逗子 5.9km)に乗り換え新逗子駅に着きました。
新逗子駅
逗子からだと自宅には3時間もあれば帰れますが折角なので温泉ではありませんが魚の美味しい旅館に泊まりました。
女将がブログなんかに紹介するなというので秘密です。
翌朝JR逗子駅から北鎌倉に向かいました。すこし鎌倉にも寄ってみたくなりました。この時期花も少なく淋しいと思います。
北鎌倉駅
北鎌倉駅を降りて線路側を歩くとビブリア古書堂があるはずですが・・・・。
美人でグラマーで物静かな店主、篠川栞子さんが店番をしています。
そうです三川延の小説の話でした。
2年ぐらい前にフジテレビのドラマがありました。剛力彩芽が栞子役でしたがあまり面白くなかった記憶があります。
別に剛力彩芽が嫌いというわけではないのですが・・・。
それではロウバイが咲いているという噂があった東慶寺に行ってみました。北鎌倉駅から歩いて5~6分です。
まず階段を上がって山門です。
鐘楼がありました。残念ながら水仙が少し咲いているだけで殆ど見るべき花はありませんでした。
梅の名所ですのでやっぱり2月末ごろ来るといいかもしれません。
金仏
東慶寺は北条時宗夫人の覚山志道尼が開創したそうです。
女性の側から離婚できなかった封建時代、東慶寺に駆け込めば離縁できるという女人救済の寺として、明治に至るまで約600年間縁切り寺としての役目を担ってきました。
現在は禅寺となっています。
本堂
しかし鎌倉時代にはもう男女のゴタゴタがあったんですね。
最初は好きになって結婚したがいつの間にか奥さんに暴力をふるうような男性が鎌倉時代にはもう存在していたのでしょうか。
次に横須賀線を一駅乗り鎌倉駅です。
護良親王(もりながしんのう)を祀る鎌倉宮に行ってみました。
駅前から大塔宮ゆきのバスが頻繁に出でているので便利です。終点まで乗車です。20分ぐらい。
連休だったのでかなりの人出がバスの車窓から見えます。花はなくてもさすがに鎌倉。
金沢街道を八幡様の前を右折、岐れ道を左折です。岐れ道バス停、名前がいいですね。
鎌倉時代はこの辺までが住宅街だったそうですよ。
鎌倉宮本殿
700年もの昔後醍醐天皇の皇子・大塔宮尊雲法親王は比叡山延暦寺の天台座主でした。
その後護良新王と名乗り元弘の乱(1331年)では各地に鎌倉幕府追討の令旨を発し、楠木正成などと協力して幕府を打倒「建武の中興」を成し遂げました。
しかしこの(天皇をさしおいて発した)令旨が後々問題となります。
寒桜が咲いていました。
建武の新政では親王は征夷大将軍となり足利尊氏は鎮守府将軍でしたが二人は仲が悪くまた天皇とも不和になりました。
そして尊氏の陰謀のため無実の罪を着せられて尊氏の弟直義により二階堂谷の東光寺の土牢に幽閉されました。
東光寺の土牢を復元したもの。
その後今度は北条時行の中先代の乱が起き足利軍が負けました。
敗れた北条直義が逃げ去る前に護良親王が時行方に味方することを恐れ殺害されました。
パンフレットを見たぐらいで書いたので歴史は詳しくないので間違っているところ、舌足らずの箇所があるかもしれません。ご了承ください。
淵辺伊賀守義博がここに護良親王の御首級をおいて逃げ去ったと伝えられています。
現在の鎌倉はのどかに休日ともなれば沢山の観光客が訪れソフトクリームなど食べながら歩いています。
しかし謀略、裏切り、怨念のなか将軍家、比企一族、北条一族などが争い辻、辻には決闘の血の歴史でもあります。
獅子頭守(ししがしらまもり)
ご祭神 護良親王が兜の中に忍ばせて自身の無事を祈ったお守り。
厄除け・交通安全・幸運招来など各種の願いを叶えるお守りとして鎌倉宮創建の折りから授与されているそうです。
一ついただいてきました。1200円です。
つぎは庭園の美しい瑞泉寺です。
しかし急に飲み会の誘いがあり出かけることになりました。続きは明日にします。