梅の開花のニュースが伝えられています。
梅の花と言えばやっぱり天神様を思い出します。
そんなわけで谷保天満宮に行ってみました。
Jr南武線(川崎~立川 35.5km)谷保駅で下車徒歩10分ぐらいです。
甲州街道を渡るとすぐに鳥居があり神社の森になります。
谷保天満宮の鎮守の森(社叢)は東京都指定天然記念物となっています。
ケヤキ、ムクノキ、エノキなどの繁る森の中を歩いていくだけでご利益がありそうです。
本殿
菅原道真公、第三子道武公が父君が亡くなられた報を受け思慕の情から父君の尊容を刻み鎮座したのが起こりだそうです。
そこでご隠居の好きな三大なんとかです。
関東三大天神様といえば
湯島天神、亀戸天神、そして谷保天神です。
なんだか分かりませんが境内に鶏が沢山いてふらふらしていました。
神牛
後ろの絵馬がすごいですね。見たら有名な学校に受かるような祈願が書かれていました。
おみくじもすごい。
ご隠居はかなり昔、どこの神社・仏閣だか忘れましたが(中学校の修学旅行で京都の別々の場所です)続いて3回凶を引いたのでそれ以来絶対におみくじは引きません。
本殿横の宝物殿が開放されていたので入ってみました。
木造扁額 額文「天満宮」
1275年藤原経朝の筆によるものだそうです。
経朝(つねとも)は平安の三蹟のひとり藤原行成の9代目に当たる人です。
柔和で端正な書体、豊満な筆線、粘りのある線質が特徴だそうです。
さあ天神様です。梅園に行ってみましょう。
以前に当ブログで「飛梅」の事を書いたと思いますがご隠居はこの話が好きなのでまた書きます。
道真公は大宰府に左遷されるにあったて大事にしていた庭の木々に別れを惜しみました。
その後桜の木は主人が遠くに去ったことを悲しんで枯れてしまいました。梅と松は道真公を追いかけて大宰府まで一緒に飛んで行こうと決めました。
松の木は根性がないので途中神戸市須磨区あたりに力なく降りてしまいました。
梅の木はみごとその日のうちに道真公の暮す大宰府の地に降りました。可愛い奴ですね。
道真公に使えていて大宰府に同行した時酒保行という人が株分けしたのを植えたという話があります。
しかしそんなつまらないこと言わなくていいのです。
梅の木が飛んで行ったのです。
道真公の御威光か?やたら「合格」という文字が飛んでいます。
やっぱり梅の季節は天神様ですね。
さらに立川駅まで行って南武線全線乗車です(支線は除く)。そこから八王子駅に行き横浜線に乗ってみようと思います。