横浜と川崎にサンドイッチされた鶴見です。東京近郊に住んでいる人でもわざわざ観光に行ってみるという人も少ないのではないでしょうか。
駅前ローターリーは広々として京浜急行の駅もあり大都会です。
まずは鉄道ファンに人気のある鶴見線に乗ってみましょうかね。
東海道線や京浜東北線がバンバン走る一階ホームから2階へ。そして改めてもう一度改札で切符を通します(まだ駅構内です)。
木のベンチもなにかレトロな感じがします。
鶴見線
鶴見ー扇町(7.0km)
浅野ー海芝浦(1.7km)海芝浦支線
武蔵白石ー大川(1.0km)大川支線
という短い路線で鶴見駅から櫛の歯のように先端で枝分かれしたいます。
それでは鶴見駅から乗車です。扇町行きが停車していますが次の大川駅に乗ります。
朝は7時10分と7時55分発の2本だけあとは夕方になります。しかし海芝浦行きや扇町行きは本数があります。
武蔵白石駅から分かれ1kmで終点です。大川駅が見えてきました。
草が生い茂っているのもいいですね。
鶴見線の中でも人気のある大川駅です。
朝の上りも2本だけ。7時55分鶴見駅発に乗車してきたので8時17分で慌ただしく帰ります。
浅野駅まで戻りました。1時間近く待って海芝浦行きに乗ります。
ここから約1.7kmです。
この辺りは東芝の工場群が立ち並んでいます。
海芝浦駅に到着です。
左側は京浜運河です。休日でも乗客が結構いるのは鉄道好きが増えているのでしょうか。
警察が運河をパトロールしています。かつては重工業地帯だったのでしょうが現在は海外に工場を移転してがらすき状態?
首都高速湾岸線鶴見つばさ橋、この先横浜ベイブリッジへと続きます。道路はどんどん整備されていきますね。
海芝浦駅は東芝京浜事業所の敷地内にあるので一般の人は外に出られません。
プラットホームから運河を見るだけです。
TOSHIBAの看板もなんだか寂しそうです。
テレビ朝日の報道ステーションで稲垣編集委員が以前に解説していました。
「東芝、シャープ、豊洲移転問題、どれをとっても日本人の悪い面が出てしまいました。
みんながどこかおかしいと腹の中では思いながらもついつい問題点の指摘に手をあげられなかった。(悪役になるのが嫌で)そしてどうしようもなくなってから大騒ぎになる」
何処の国民も長所、短所があるわけです。
最近「日本人は素晴らしい、日本のここがすごい」とか日本を賞賛する番組も多いようですが冷静に日本人の性格を見ないと次世代に誤ったメーセジを伝えるような気がしますがどうでしょう。
さてもう一度鶴見駅に戻ります。
鶴見大野駅、駅舎全体が昭和ですよね。
安善駅。海側に石油精製工場があるので時間帯によっては石油輸送のタンク車が目一杯停車していることもあります。
終着の扇町駅です。右側には旧日本鋼管の工場群が並んでいます。
撮り鉄、乗り鉄、音鉄のみんなで混んでいます。
休日の過ごし方はいろいろあります。趣味を楽しむのは翌日からの仕事に良い結果が出るでしょう。
たいして目的もなく一日フリー切符で鉄道旅なんていうのも楽しいものです。