さて嫁入り舟のイベントも終わりましたが折角ですからアヤメでも観賞しましょう。
毎年写真教室であっちこっちのショウブやアヤメを撮りに行きます。ちょっと飽きていますが・・・。
水雲橋をいれるとやはり潮来水郷らしいですね。
アヤメとショウブは漢字で書くと同じ「菖蒲」です。
ショウブと言われているもので我々が花を楽しむのが「ハナショウブ」で黄色の目型模様です。
アヤメは網目模様。これにカキツバタなどが加わると訳わからないですね。
結構手入れも大変ですよね。
もうちょっとこっち向いて・・・。はずかしそうでいいですね。
紫もいいですが黄色も鮮やか。ご隠居は黄色が大好きなのでそう思ってしまいます。
日曜日なのでいろいろイベントもありました。
踊りもあります。
何はともあれ「手で漕ぐ船(ろ舟)」に乗ろうと乗り場にやって来ました。
1000円ですから花嫁さんみたいに貸切ではありません。8人の定員です。
エンジン付きの舟も沢山営業していますがやっぱり手動の方が人気ありそうです。午前中は長蛇の列でした。
乗り場の前には綺麗どころが・・・・・・いましたよ。
パンフレットには「あやめ娘が笑顔満開のおもてなし」と書いてあります。
まずは切符を買って乗船しましょう。
ただ乗りすると途中で川におっぽり投げられると困ります。
乗船場の全景です。
無料で笠は貸してくれます。
一時間に一本あるかないかのJR鹿島線が走って行きました。ラッキー。
水鳥も今日は賑やかだなぁと思ているかも。美味しいエサでもくれないかな?
エンジン付きの舟です。
嫁入り船で囃したてていた船がまだいます。
女性の船頭さんは少ないのですが乗り合わせて幸運です。
どのくらい練習すると営業に出られるのかと訊いたら「人それぞですが私は2か月間位でした」
やっぱり運動神経にも依るのかな。
「一日10回以上乗って家に帰ると滅茶苦茶疲れてビールの美味しいこと言葉に表わせられないくらいです」
身体を使う仕事は大変だけど感激もあるんですね。
これは陸運局の免許はいるのかうっかり訊くのを忘れました。
こちらがエンジン付き船(テントが張ってある)の発着場です。
さて30分ばかり川の心地よい風にあったって下船です。
観光ボランテァの男性に長勝寺もいいから行ってみてくださいとのことで寄ってみました。
源頼朝が武運長久を祈願して1182年に創建。鎌倉幕府創設の10年前ですね。その後水戸光圀公が再建したそうです。
禅寺ですね。
頼朝は伊豆で挙兵したものの破れ房総半島に上陸。そしてこの地で再び兵を集めてへ平家追討の戦いを始めたという由緒ある場所です。
この本堂と本尊の阿弥陀三尊は県指定文化財になっています。
ご隠居にとってはご機嫌な休日でした。