秋まつりの会場にやって来ました。
例幣使街道には午前中とはがらりと変わって沢山の人出です。
鹿沼宿の氏神は今宮神社です。34の氏子町があり、27台の彫刻屋台があります。
屋台は単層館型の四輪形式で全国的には囃子屋台に分類されるそうです。
装飾からみると、彫刻屋台に分類され、彩色の有無などによっていくつかに分けられます。
まずは敬意を表して今宮神社に参拝しました。
遠くからお囃子の音色が聞こえてきてお祭りらしい感じになって来ました。
本殿です。今日はお祭りで神社も忙しいそうなのでお願い事はしないでお賽銭だけを入れてきました。
境内では祭りの最後の調整でしょうか。
神楽殿では「上殿の太々神楽」の猿田彦命の舞が演じられていました。
それでは会場に行きましょう。
屋台にどっこいしょ。
屋根に上がるのも大変そうです。怪我をしないようにお願いします。
華やかになってきました。次々と屋台が繰り出されます。
屋根に乗って皆の注目のを浴びている人もいる陰で裏方さんも大変です。
沢山の人が作業を分担してお祭りが盛り上がるんですね。祭りを成功させるという高揚感はみんな同じです。
おかめが沢山輝いていて面白いと思いパチリ。
祭りは最高潮です。
皆輝いていますね。この日を待っていたのかな。
石橋町の交差点で屋台が回転します。
昔は「テコ廻し」といって二本の長い棒と、ウシと呼ばれる回転台、ウマと呼ばれるテコ台を使う方法です。
「きりん」とい屋台伝統技術です。
現在は殆どが油圧ジャッキが使用されています。
若い人たちが遠くの希望でも見つめているようで、ご隠居的には気に入った写真になりました。
町全体がお祭りを大事にしている様子がひしひしと感じられます。
脚光を浴びている人達、屋台を引っ張る人、それを押している人、交通整理をしている人、みんなが一体になってお祭りを成功させるのです。
秋の陽射しを浴びて走り回っていたら帽子をかぶっていたのに、でかいい顔がすっかり黒くなりました。
姪が「おじさんは帽子の似合わない人だねぇ。
どんなかっこいいのを被っても八百屋さん顔だ」と言われます。
ほっといてくれ。だいたい八百屋さんに悪いよね。