今年の11月の連休は素晴らしい天気でしたね。
みんなはどんな時間を過ごしたでしょうか?
ご隠居はあっちこっちに出かけて金使い果たしました。
東京の秋の様子はどうかなとカメラを持ってぶらりと出かけました。
11月5日連休最終日です。まずは日比谷公園。
菊花大会を開催していました。
ついでにトランプ米国大統領が来日、初日ということで警戒がすごかった。右の看板がその案内です。
公園の周りには機動隊の車輌やパトカーが緊張して駐車していました。
トランプ大統領がぶらぶらしていたら
「あたしゃねぇ千葉市から来た、ななきたのご隠居と言われている男だけど知っているぅ?」と話しかけたら
「知らねぇなあ」と言われますよね。
アメリカの不動産の不良物件でも勧められないように近づかないほうがいいかも。
イベント会場の中に入ると早速端正な菊の花でいっぱいです。
菊の花を展覧会に出すような人って気難しい人が多いかもしれません。ご隠居の父がそうでした。
ご隠居の父も菊の花を丹精込めて咲かせるのが趣味でした。
花も「天、地、人」と三本立てでも高さを微妙に変えます。そのためには支え棒を調整したり成長抑止剤なんかも塗るみたいです。
支えの竹も昔は自分で黒く塗り(葉っぱの見栄えが良くなる)葉っぱの数も整えます。葉の色も黒っぽい重厚感のある色合いがいいようです。
留守の時「水をやっておいてくれ」とか言われて適当にばさばさやっておくと土が跳ね返って葉に着いたとか一枚でも葉が取れたら怒り心頭で大変です。
菊なんかこの世から無くなればいいのにと子供の頃思いました。
秋になると落ち葉を集め、いろいろ調合して腐葉土を造ります。
春になると小さな苗から三本立てにして、台風が接近しそうなときは部屋の中に新聞紙を敷いて避難させます。
毎日早朝に水やり殺虫剤をまき一年かけて秋に咲かせます。
ご隠居なんかはコスモスみたいにいつの間にか咲いているような花が好きです。
しかし澄んだ秋の空に菊の大輪というのは日本的ですよね。
さて大噴水の場所にやってくると「パープルストライドトウキョウ2017」すい臓がん撲滅キャンペーンが始まるようです。
いりいろな癌がありますがひとつひとつにこういうイベントがあるのでしょうか。
まだまだ癌は人類の厄介者です。
小さな虹が見えました。人類の未来も虹のようなバラ色になるといいですね。
ステージの裏にバスが到着しました。今日のイベントに参加する阿波踊りの連の人達でしょうか。
音楽も何もないシーンとした中でリハーサルを行っていました。
静寂の中に気迫みたいなものが感じられます。他人に披露するということは緊張感が生まれますね。
東京駅の方に向かいます。
帝国劇場の前はいつもと同じ感じです。トランプだろうがスペードだろうが関係ないよね。
仲通りから行幸通りにかけて「ジャパンハーヴェスト2017」というイベントが開催されていました。
食と農林漁業の祭典だそうです。
東京ばかりでなく地方都市でも最近は休日に行くとよくイベントが開催されています。
ご隠居ぐらいの歳になるとパソコンやケイタイなどこれ以上便利にならなくていいから美味しいもの作りに励んでほしいと言った感じです。
最近東京駅の丸の内側に出ると、はとバスの車輌の多いのにたまげてしまいます。
今や東京は日本最大いや世界の観光地なんですね。
山ん中の温泉なんかに行くよりよっぽど楽しそうです。
北海道や九州の人達ならお金と時間がかかりますが千葉あたりに住んでいればちょこっと来られます。
天気の良い休日には部屋で暗い顔して小説なんか読んでいるより有意義だなと思います。
さて神田神保町の毎年恒例の「古本まつり」にやって来ました。
この日はこれが一番の目的です。
最近はブックフェスティバルというのでしょうか。
本日が最終日です。値札よりさらに安くなっていると思います。
すずらん通りではワゴンセールの本の得々市が賑わっています。
本で教養を身に着ける前に人間はやっぱりパクパクするのも捨てがたい。
ご隠居も焼きそば450円を食べました。
通りで共立女子大学の女性がパンフレットを配っていました。
最近は女子大の人気が下降気味と聞いていますが東京のど真ん中にある共立女子大学の女の子はどんな勉強をしているのでしょうか。
靖国通りに出てみました。
こちらは昔から古本屋さんが立ち並んでいる場所です。
いつも通り「古本まつり」の旗が風になびいています。
ここにも昔は本屋さんがあったのでしょうか?
そしていつものように宅急便のコーナーもあったので少したくさん買っても大丈夫です。
そしてこれも恒例、駿河台下交差点側のすずらん通り入り口ではミニコンサートがありました。
連休最終日の昼下がり。心地よい時間が流れていきます。
いつも書いてしまいますが歌の上手な人、楽器の弾ける人は羨ましいなと思います。
我らが首都東京の一日でした。
さて来週からまた「奥の細道旅行譚」を始めましょうかね。
ただいま編集中です。もう少しお待ちくださいね。