今年も12月になってしまいました。
一か月は毎月同じなんですが師走の声を聴くと何となくまた別の気分です。
そんな中、元気に12月2日第24回サンスポ千葉マラソンがベイエリアで行われました。
半日ばかりボランティアで手伝いに行きました。(若いもんと一緒になって走る元気はない)
そんなに大きな大会ではありませんが先導車も堂々とやってきました。
毎年18000人ぐらいの人が参加するみたいです。
3日の朝日の千葉版を見ましたが何も書いてありませんでした。
他紙のイベントなんか関係ないってか。
海は冬の日差しになって来ました。
一回りして戻ってくるときは昼ごろになってしまうのかな。
みんな頑張ってね。
あとは忘年会、クリスマス、大みそかと時が過ぎていきます。やれやれ。
人波の ここに愉しや(たのしや) 日記買う (中村汀女)
ある意味年の瀬の華やかさが良く出ていて、そして新たに「手帳を買って」新しい年には今年より良くなるようにと思いたいですよね。
ご隠居は日記も手帳も30年以上書いています。
手帳は3年連用(1年だと行が多くなるし10年だと途中で死んじゃうともったいない)、手帳はこがねがたまるように黄色のものです。
東野圭吾さんの「人形の眠る家」が公開されていますね。
脳死、心臓死のどちらを一生の終わりにするのか難しいテーマです。
東野さんにしては今までにない内容です。いろいろなこと書けるんですね
本を読んでその映画を見に行くのが好きなので劇場に行きました。
本だけでもよかったかな。と思うのがご隠居の感想です。
2018年10月10日第一刷 最新の本です。
文句なく面白い。傑作。直木賞とか芥川賞受賞をとったものより読みやすくていい。
町の食堂でみんなから愛されていた娘がつまらない男に殺された?
さらにその男が無罪になって町にやって来てさらにみんなの反感が強まる。
町の秋パレードの当日復讐劇が始まる。液体窒素を使ったトリックは少し難しい。
そして440pのうち400ページぐらいになると後は思い出話ぐらいかと思うのですがそこから本当の犯人の核心に迫って行きます
さすが東野圭吾の小説。
核心の部分でもこんな会話があります。
「ご存知ですか。お茶も花が咲くでしょう?だから花言葉もちゃんとあるんです」
「そうなんですか。いや、知らなかったな。何ですか」
「お茶の花言葉は『追憶』です。そして『純愛』」
やや虚を突かれた顔をしている湯川に「少しお待ちくださいね」といって留美はキッチンに入った。
この事件の追憶とは何か?
とりあえず秋の夜長は終わりますが引き続き灯火親しむ頃、外でふらふら飲んでいても寒いので自宅で小説でも読んでいましょうかね。(目一杯年寄り)