3月になりました。
ピョンチャンオリンピックもあっという間に終わってしまいました。皆様はどの競技に感激しましたか?
500mスピードスケートみたいに4年間の練習がたった30秒台ぐらいで決まってしまうので大変です。
一方では毎日予選で氷を掃いて最終日あたりに結果が出るというのも大変です。
選手からは「そだねー」と答えてくれそうです。
カーリングの選手は自宅に帰ったら庭を掃くなんてことはしないのでしょうね。
結局のところ大方の人はご隠居みたいに寝転びながら試合を見ていて一か月もたたないうちに全部忘れてしまいます。
時間が過ぎ去って行くのですね。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。あっという間にお正月から季節は春、初夏へと列島は過ぎていきます。
はじけ飛ぶ ポップコーンの ように咲く 庭の白梅 寒ゆるむ朝
(朝日歌壇 東大和市 杜野 遥 さんの作品)
ようやく梅が満開になってきたという便りが聞こえます。
暖かい休日に近くの公園でもいいので見に行って春を感じましょう。
季節(早春)を楽しみましょう。
この時期関東各地ではダイヤモンド富士のニュースが流れています。
ご隠居も2月24日千葉市主催の「ダイヤモンド富士観賞会」に行ってみました。千葉ポートタワーです。
休日のポートパークはのんびりとした空気が流れています。
最近は観光にも力を入れているようで有料の乗り物もあります。
さて参加費3500円也を払って展望室に上がりましょうか。
まず簡単なレクチャーがあります。
講師は早坂卓(はやさかたかし)氏です。ご隠居が通っているイオン写真教室の先生なので顔なじみだから、くだらないことでも聞きやすい。
正面右の写真は千葉市の人工海浜では7年間ねばって最高の写真だそうです。
なかなかいい写真は撮れないものなのですね。
説明の時はみんなすごいカメラをテーブルの上に置いてありますが特に隣の爺さんのがすごい!ご隠居はちゃちなカメラをおもわず机の下に置いてしまいました。
その先の席の女性が「すごいカメラお持ちですね」と話しかける。心の中でやめとけと思いました。
「うん。ライカだよ。望遠レンズが100万円、カメラが99万円。ちょっとした車買えるよ」
ね。必ず自慢されるよ。
「だいぶ陽が落ちてきました。。本日は5時22分ごろです。夕日が富士山にかかりはじめると約2分で終わります。準備してください」
ちょっと緊張します。
狭い非常階段みたいな所をを上って屋上展望デッキに行きます。(一般の観光客は下の展望室までです)
屋上は現在風速7m。10mを超えると中止になります。
みんな思い思いの場所に陣取ります。狭いので先着10名までというのが納得できます。
それにしてもご隠居は後ろから冷やかにみんなの写真撮ったりして、写真はどっか空いている場所でいいやなんて気軽だから上達しない。
それに三脚は重いし設置が面倒だからと持ってきませんでした。ISOの感度上げるんだ。
試し撮りしていたら「先生シャッターが下りなくなっちゃた」ということで先生を呼ぶと
「そらきた!必ずいるんだよね。本番になるとシャッターが調子悪くなる人が。、オートの焦点が定まらなくなってきたね。マニュアルモードに切り替えて手動で焦点合わせて」
「なるほど。3500円出しているだけあって慌てないですんだ」
太陽の左下に黒く見えるのは旅客機です。
日食の写真ではありません。富士山が良く見えないだけです。
晴れていたとしても少し左の尾根よりなんですね。
結局富士山は見えず終わりました。
自然相手では金返せ!とも叫べません。
隣の男性が「去年もこんな感じだった。その後残照の中、船が出港していったのでその航跡を撮った写真がコンクールに入賞したんだけど今年は船も来ないね」
別の女性が「一人で海辺で撮っているよりみんなで撮っていると楽しいわね」
納得。
川崎製鉄の工場群にライトが灯りました。風もますます冷たくなってきました。
5時55分撤収。
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