東海道線を興津駅から吉原駅まで戻って来ました。
吉原駅ではホーム後ろ側(静岡より)のレトロの感じの跨線橋を渡るとJRの改札口はなく、すぐに岳南電車の出札口となりました。
いかにものんびりと地方都市を走る電車の終着駅と言った感じを醸し出しています。
早速電車に乗ってみましょう。
一日フリー乗車券700円です。今どきうれしい硬券です。
終点の江尾駅まで片道360円ですから往復するだけでもとはとれます。
東海道線に一部並行している路線を岳電7000系電車が一両でやって来ました。
岳南電車は吉原駅と岳南江尾駅間9.2km、10駅があります。2月23日は「富士山の日」だそうですよ。
どの駅からも富士山が見えることを売り物にしています。
平成26年10月鉄道でははじめて「日本夜景遺産」に認定されました。
夜景をたのしむ特別の車輌も運行されているようです。
電車に乗ってみました。日曜日ということもあって地元の人らしきお客が三人ばかりです。
あとはもの好きのカメラを持ったご隠居だけです。
CM通り停車中の車窓からも富士山が見事の見えました。
電車は吉原駅を出ると東海道線を左に見ながら右にカーブして突然雄大な富士山が目に飛び込んできます。
給料が多少安くても東京の地下鉄をモグラみたいに運転しているより幸せな感じがしますがどんなもんでしょうか。
彼女に振られたりして多少落ち込んでいても昼にかつ丼なんかを食べて少し元気出して、午後から美しい富士山見ながら運転して楽しいじゃないですか。
電車は製紙工場の間を縫うように走って行きます。
パンフレットにあるように夜景がきれいな場所なんでしょう。
岳南富士岡駅です。車両基地もあるので一応下車してみました。
逆光ではないのですが少し露出不足でしょうか。なかなかいい写真が撮れません。
昔は貨物輸送も経営していたみたいです。ED291かな。
きちんと富士山も見えます。
そして終点の岳南江尾駅(えのおえき)に着きました。
左は「がくちゃん かぐや富士」の二両編成の青がえる。
駅舎の先に新幹線が走っています。擁壁が高いのでよく見えませんがちょうど上りの新幹線が通過しました。
さて帰りはジャトコ前駅まで戻り少し吉原駅方面に歩き写真の綺麗に撮れると言われている場所に陣取りました。
ちなみにジャトコは自動車部品などを制作している工場名だそうです。
富士山から冷たい風が吹いていましたが一時間ばかり粘って何枚か撮りました。
昔だったら根性のないご隠居ですので暑かったり寒かったりしていると電車なんか入っていない写真を一枚撮ってさっさと撤収しました。
ブログを始めたおかげでいい写真を撮りたい、生きがいというかなにごとにも少し粘ることができるようになりました。感謝。
今回は日帰り旅行、これで終わりです。
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