ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

奥の細道旅行譚(仙台城跡など)

2018年01月28日 | 旅行

るーぷるー仙台を「青葉城跡」バス停で降りました。

護国神社の鳥居を通り、大手門跡に出ます。

仙台市博物館とか仙台城見聞館とかありますがここに来たらやっぱりこの伊達政宗公騎馬像ですね。

仙台市内を見渡すように政宗公の騎馬像が悠然と佇んでいました。

その仙台市内です。

仙台城は伊達政宗公によって1602年には完成されたと言われているそうです。

東と南が広瀬川と竜の口渓谷の断崖、西が険しい山々に囲まれた天然の要害で、石垣は主に本丸の周りに築かれました。

確かにバスに乗っているとこれが市内の一画かと思うほど険しい道を走って行きます。

バスの運転手さんがガイドもしてくれますが「先日イノシシが入場料も払わず東北大学植物園の入場門を駆けて入って行った」などと面白く話していました。

この植物園も原生林が生い茂っていて時間があったら散策してみたい場所です。

城址の一画に宮城県護国神社がありました。

護国神社と云うのは各県にあるのでしょうか。千葉にもあります。

せっかく仙台に来たので公園内のレストランでずんだ餅を食べました。

千葉そごうで宮城の物産展を開催されている時にたまに買いますが変わらぬ味でした。

宮城伊達藩といえばお家騒動で有名です。

前回三代藩主「綱宗公」の墓所が立派なのを見てきました。

その綱宗公が江戸の吉原にて放蕩を繰り返し叔父伊達宗勝(一関殿)が諫言したのにもかかわらず聞き入れず謹慎の身となりました。

これには世継ぎ問題が絡み幕府の老中酒井雅楽頭と伊達宗勝の六十二万石の密約があったのではないか。

藩内の守旧派、進歩派を交えての大騒動になります。そこに天下の知恵者かはたして大悪党か宿老・原田甲斐の出番となります。

仙台に行く前に山本周五郎の「樅の木は残った」をもう一度読んでみようと探しましたが処分したみたいで見つかりませんでした。

そこでブックオフに行って中古本を買ってきて読み返しましたがたいして感動もありませんでした。

山本周五郎の本では若い頃「さぶ」「ながい坂」「赤ひげ診療譚」など、もちろん「青べか物語」もですがたくさん読みましたがもう一度読む気にはなりません。

どんどん若い作家が出てきて最新の社会現象を取り入れた小説の方がやっぱり面白い。

さてご隠居の好きな三大なんとかですが、

三大お家騒動といえば「黒田騒動」「加賀騒動」そして「伊達騒動」です。

 

さて次は青葉山駅バス停で下車しました。

バスは東北大学の広大なキャンパスを横切るように走っています。

少し構内を散策しました。

ここは東北大学の理学部や工学部のあるキャンパスですがそれにしても広い。

国立大学は各県にありますが旧帝国大学といわれる全国6大学は規模が違うようです。

それに学生数がに少ないのでゆっくり勉強が出来そうです。しかしこれだけ広いと教室を移動したり食事など不便じゃないかと思いました。

そういえば東北大学の理・工学部と言えば長岡半太郎や本多光太郎など偉大な物理学者を出していますね。

東北大学の学生の皆さんもじっくり勉強してノーベル賞でも取ってください。

 

さて次は大崎八幡宮です。

バスを降りるとこちらも階段が続きます。

本殿は修理中でした。

大崎八幡宮は伊達政宗公によって1607年に創建されました。

本殿、石の間、、拝殿が一体となった権現造の典型だそうです。

司馬遼太郎もここを訪れています。

「参道は街中にありながら古い木立に囲まれていて、杜にちかい厚みがある。

八幡宮だから、社殿も八幡造りだとおもっていた。八幡造りはは、そのルーツである宇佐神宮(大分県)の建物でもわかるように、屋根にそりがあり、本殿と拝殿が相接している。

ぜんたいとしては、白拍子の舞う姿のようにすがすがしいものである。

が、大崎八幡宮は、頭からそういう形式を無視して、ずっしりとした桃山風に統一されていた」

 

次は定禅寺通り市役所前のバス停で下車、仙台の町を少し歩いてみました。

三越がありました。

千葉の三越は最近撤退して駅前はそごう千葉店しかありません。百貨店も周りの店舗ばかりでなくアマゾンなどのネット販売とも競争しなくてはいけないので大変でしょう。

仙台の商店街は立派なアーケードがありますね。雪が降るからでしょうか。単に屋根がついているというだけではなくてお洒落にどの通りもなっています。

七夕祭りの頃は賑やかなんでしょうね。

 

さてこれで仙台の旅は終わりです。年が明けてから寒い日が続いていて出かける気がしません。

ブログのネタもなくなったしどうしましょう?聞かれてもこまるってか。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奥の細道旅行譚(瑞鳳殿) | トップ | 2018/2月 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事