千葉では台風6号の影響で夜半から強い雨が降っていましたがようやく9時には上がりました。
この何日かは陽ざしも強く晴れていましたがまだ梅雨は明けていません。皆様の方は如何ですか。
さて今戸神社から待乳山聖天(まつちやましょうでん)に向かいました。
此の先の大きな通りを渡ればもう浅草寺の裏庭です。
入り口付近では集会がありました。
自宅に帰ってネットで調べると
7月17日は出世観音供養会と言う行事だそうです。
昭和9年境内周辺の擁壁工事を行ったさい土中より観音様のご尊首が現れました。
そしてご尊首にふさわしい尊体が作られました。
以来出世を助ける出世観音として多くの人々を救っているそうです。
手前にいるお寺の人が参拝だけなら邪魔にならないように本殿い行っていいとの話でした。
そこですみません、すみませんとかき分けて
振り返って見るとみんな熱心です。
お地蔵様のよだれかけが鮮やかで綺麗です。
お地蔵さまは賽の河原をさまよう子供たちを救う役割を担っているので子供を守る神様の信仰です。
ちなみに赤い色は魔除けの効果があると信じられています。
お聖天様はインドの神様で大根を奉納する珍しい神様です。
大根が深い迷いの心を表わし、それを奉納することで鎮静させてくれるそうですよ。
毎年1月7日に大根祭りを開催しています。
本堂が見えてきました。
ご隠居の好きな三大なんとかです。
日本三大聖天(しょうでん)といえば
妻沼聖天(歓喜院) 待乳山聖天(本龍院) 生駒聖天(宝山寺)だそうです。
仏教の守護天(歓喜自在天 かんぎじざいてん)で天部の神の一つです。
仏教では如来ー菩薩ー明王ー天部の順だそうです。
ちなみに地蔵菩薩は如来の次に偉くて会社でいえば専務取締役といった地位でしょうか。
お聖天様のご利益はどんな無理なお願いをする人にも与えてくださるという素晴らしいものです。
当ブログでもかつていつだったか忘れましたが妻沼聖天を紹介しています。
熊谷駅から、かなりバスに乗って(かつては東武鉄道の気動車が走っていた場所なのでバスの本数も多い)行きました。
本殿は国宝で日光東照宮のような見事な彫刻になっています。
知らない人も多いと思いますが一見の価値があるようです。ということを思い出しました。
本堂の裏手に回って天狗坂に向かいました。
待乳山は江戸時代には隅田川を一望できる景勝地として多くの浮世絵に描かれていました。
これは歌川広重の絵です。向島から当山を望んだ真土山之図には樹木が生い茂る当時の天狗坂が描かれています。
隅田川の花火大会をこの辺で見たら素晴らしいでしょうね。
もちろんここからもスカイツリーが見えました。
この文章は7月28日に書いています。
昨日27日は雨が心配されましたが隅田川の花火大会が無事に終わりました。
ご隠居はテレビで観ていました。
朝顔市が終わり、四万六千日、そして隅田川の花火大会 東京、江戸の町も一気に夏モードにギアチェンジです。
東京の人も千葉の人も、全国の人が令和初の夏が楽しく終わるといいですね。
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