ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

僕の細道旅行譚(明智平)

2017年12月09日 | 旅行

東照宮も見て、今回はいろは坂を登って奥日光に向かいました。

と言っても、実際の旅は日光湯元温泉を朝出て戦場ヶ原、中禅寺湖、と下ってきたので明智平には夕方になってしまいました。

前回リバティで帰ったのにまた夕方から始まるのはおかしいと思われるかもしれないのであえて書きました。

その明智平です。

小さなロープウェイ(16人乗り、乗車時間3分)が明智平駅から展望駅まで運転しています。

昭和8年11月日本では11番目のロープウェイです。そして日本最古のロープウェィと言えば尾鷲にあったそうです。(確かな記憶ではない。興味のある人は調べてみてください)

早速乗ってみましょう

「明智平」と名付けたのは天海大僧正と言われています。

実はこの天海大僧正は明智光秀という説があるそうです。

光秀は織田信長に謀反をおこし山崎の戦のあと比叡山に逃れて名前を天海に変えてその後徳川家康に会いました。

家康は光秀を気に入り相談役として重用しました。

そのが光秀は日光山貫主として日光を訪れた際、自分の名を残したいと考えて眺めの良いこの地を「明智平」と命名したとか。

源義経がジンギスカンになったとか日本人は戦いに負けた武将が結構好きですね。

ロープウェィはすれ違う瞬間がいいんですよね。

音もなく高速でスーっと行ってしまいます。

男体山とロープウェイ。日光の風景です。

展望台からは華厳の滝、男体山、日光市街の素晴らしい景色が見られます。

男体山

昔は日光駅から日光軌道線という路面電車が東照宮の前など通って馬返しという場所まで運行していたそうです。

馬返しからはケーブルカーが明智平まであったそうです。

箱根と日光は大観光地ですが日光には登山電車がないのが淋しいと思います。

華厳の滝まで登山鉄道でも作って欲しい。

そして、そして、遠くから見た華厳の滝です。

滝は近くで見ていると豪快な水しぶき、轟音に圧倒されます。

しかし遠くから見ていると音も聞こえないので淡々と水が流れ景色に溶け込んでいるという感じです。

夕闇が迫っています。

 

おまけ

前回の旅で書くのをを忘れましたが改装された東武下今市駅です。

ホームの向こう側にSLが見えます。

下今市駅は以前は単なる鬼怒川線と日光線の分岐駅でした。

しかしSL大樹が運行されるようになり駅が一新されました。

SL大樹は下今市駅、鬼怒川温泉駅間12.4kmを走ります。

C11形207号機、日立製作所笠戸工場製でかつては北海道を疾走していました。

最近SLの運行は珍しくありませんがその土地、土地の景色と併せて思い出すと記念になるかもしれませんね。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奥の細道旅行譚(仏五左衛門) | トップ | 僕の細道旅行譚(華厳の滝) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事