節分の豆撒き、恵方巻きはどっちを向いて食べるんだというような騒ぎも終わりました。
そのあとははチョコレートはどうするんだ、義理チョコは止めるかなどと考えているうちに桜の便りが始まります。
列島は春に向かって容赦なく時間が進んで行きますね。
さて関東地方に住んでいる人でも真鶴ってどの辺?と思う人もいるでしょう。歌でも有名な舞鶴は京都府ですね。
東海道線に乗って藤沢、平塚を過ぎて小田原に着くともうその先は熱海だと思ってしまいますがその途中にあります。
真鶴駅の小さな駅舎に降り立つと岬に(ケープ真鶴)向かうバス停がありました。
バスは漁村らしい町並みを縫って進みます。干物のお土産屋さんがあったり家々の庭には蜜柑や枇杷の木が植えられたりしていて温暖な地域なんだなと思います。
バスで20分も乗ると先端の岬に着きます。晴れていたので初島、大島や利島、その後ろに新島が良く見えました。
後期高齢者のような猫がいました。
結構有名な真鶴岬の猫のようでyoutubuなどでも出てきます。
三ツ石
先端からさらに沖に200m、海面から顔をのぞかせる3つの岩は真鶴岬のシンボルです。
初日の出 なぜ三石に 注連はらぬ 坪内逍遥の句がある程で日の出の美しい場所だそうです。
岬から三ツ石に降りていく途中に海の見える喫茶店がありました。
半島全体が樹齢300年以上のマツの群生や、シイ、クスなどの巨木が生い茂る豊かな森です。だから湾内の魚も美味しいのでしょうか。
河津桜が咲いていました。
遠藤貝類博物館に入ってみました。
故遠藤晴雄氏が集めた4500種、5万点の貝を所蔵しています。
こうして見ていると海もロマンチックですね。館内は撮影してもいいとのことです。
特に夏はどこかの漁村の民宿に泊まって昼はセミの声を聴きながら潮風を浴びて昼寝。
陽が落ちたら夕凪の中を散歩して獲れたての魚で一杯やる。
夜は花火でも買ってきて宿のおばさん達と楽しむ。ホテルに泊まるより旅情溢れますよね。
真鶴漁港にやって来ました。
2月一杯は遊覧船はお休みです。湾に面して魚市場・真鶴魚座で獲れたての新鮮な魚が食べられます。
湊をぶらぶらしていたら小さなお祭りに出会いました。
有名なお祭りで、いい写真でも撮ろうか鼻の穴おっぴろげていくと概して失敗しますがこれくらいだと長閑でいいですね。
真鶴は千葉からでもそんなに遠くないので夏にまた来たいなと思いました。房総半島も津々浦々いい港もありますが・・・。
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