村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

558.豪雨に対して自分の住む場所の再確認と根本対策を

2023-07-12 08:54:38 | 防災
悩み・苦悩を放置せず自分で改善するか相談する良き師を持て
清く・正しく・美しく・明るく・元気で・多くに挑戦し・謙虚に・質素に
(国家指導者や企業社長がこういう事が出来ていれば世界は健全かつ平和でしょう)
東京工業大学⇒大阪松下電器⇒エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業自営  東京浅草三筋町⇒大阪門真⇒京都伏見⇒滋賀安曇川
専門:IE・VE・無駄取り改善・生産管理・環境管理・経営管理・人生・会話・田舎暮し・PC
人生関係:人生勉強・会話・老後・健康管理・運動・確定申告・異文化体験・資産管理・
趣味:大工・剪定・テニス・スケート・読書・ネット・ブログ・太極拳・卓球・水彩画・楽器
滋賀事務所:滋賀県高島市安曇川町田中(竹の里区)地図
*************村上原基人生勉強会*************

**物事は起きてからではなく起きる前にやる**
豪雨に対して自分の住む場所の再確認と根本対策や処置を(必ず読んでね)
「水害は忘れた頃にやってくる」ではなく「いつも、どこでも必ず、すぐにやって来る」
●自分の住む地域の洪水や浸水について
北九州の今回2023年7月10日の豪雨は想像を絶するひどいものとなった。その後7月の14~16日の東北の豪雨も更にひどい結果になった。「災害国なのに日本人は政治も企業も個人もやることが遅い、実行力が足りない」同様な大洪水が来ると分かっているのなにもしない。と私は思う。その惨状を観て自分の家や店や会社が同様な災害に合わないか、地域の危険度はどうなのか真剣に調査分析しておくことが大事、もしこれは我が家や店や会社でも起こり得ると感じたらば、何らかの手を即座に打つようにしたいものだ。日本人は横並びの意識が根底にある。そこで自分はとか自分の家はこれでよいのか、どうすべきかという考えで一歩も二歩も前進する姿勢はさほどない。
昨今の豪雨でも、有難いことに私が住む滋賀県琵琶湖西側の安曇川周辺の被害は、あまりないのだが、最近の日本各地の大雨はかつてないほど年々ひどくなっている。特に九州や和歌山や山口・広島や静岡や日本海側の県などは毎回ひどい被害が常態化している。危険な地域であれば、家の破損や流される前に安全な地域に気軽に引っ越しすべきなのだ。そして巨大な災害は世界中で深刻化している。世界中がこんなにもひどくなって「今までこんな洪水を経験したことがない」などと言う人が世界中に沢山出て来ている。「今までなかったから災害は起きない」なんて勝手に決めてはいけない。最近はどこでも巨大な洪水が起きて当然で、豪雨の規模や起こり方が従来のと全く違ってきているのだが、そんな考えはもはや全く通用しない。むしろ今まで起きてないからこそ、今すぐにでも対策や予防が必要なのだ。中国でもインドでもスペインでもアメリカでもブラジルでも世界中で同様なことが起きている。”世界中の洪水”一時的な対策や思い付きだけでは、もはや間に合わない、そんないい加減なレベルは遥かに通り越しているのである。”日本の洪水”
そんな中で、事前に数年計画で予防策を講じることが大事だ。私は55歳で安曇川の長尾に、そして更に72歳の時にこの安曇川の山の手の田中に移り住んで来て現在に至るのである。その理由の一つは災害に対する安全性確保もあった。今住む地域の付近で洪水や浸水に対して安全性の高い場所を探すことも大事であろう。(自分が住む地域の安全性の検証を自分でする人は少ない)ここ琵琶湖の湖西の安曇川や新旭は、激烈な雨雲が連続してかかることが少ない地域ではある。まあ、それでも昨今の状況では、油断は禁物、場合によっては相当の被害になることを想定しておかねばならない。
私が住む安曇川の竹の里区は、太山寺丘陵の山裾から700mの山手に近い場所で一見浸水地域のように思われがちだが、比較的山手であり、かつ山裾でもない、なおかつ周辺の畑より5m高くなっており、幸いなことにハザードマップでは数少ない浸水し難い地域となっている。ちなみに私の家の標高は101m安曇川駅付近は91mだから10mの差がある。参考まで、かばたで有名な針江の標高は87m、国道161号線から琵琶湖側も85m、山手の南古賀は118m、中野は121mだ。長年地元に住む人からは「安曇川は山手のほうに住め」と言われたことがある。水は山手から標高の低い琵琶湖方向に流れていくのだが、まず畑に大量の水が貯まり、満杯になると、安曇川駅や新旭駅周辺から琵琶湖方面一帯に溢れ出し、かなり雨量が多い場合は、琵琶湖に流れこむ量もやがて限度を超え、低い標高の民家に浸水することになる。それでも洪水時の大量の排水を溜めこめる琵琶湖があることは滋賀県のこの地域にとって非常に幸いなことなのだ。だが数十年に一度ほど雨量で安曇川や鴨川が万一氾濫すると水はけが悪化し浸水は予想を超えて急激にひどくなる。それでなくとも琵琶湖に近い地域は大雨が続くと地面の地下水が更に増加し吹き出す。
事前に線状降水帯などの予想がありそれが数日も続く場合は、私だったら事前に京都の家に避難するつもりだ。大事な家財は二階や高い場所に置いておくとか、床上浸水が起きそうな場合は事前に大事な物や家電・パソコンは部屋の高い位置に仮に移動しておくことも大事なことだ。自動車も高台に避難させておくくらいのことはやってほしい。標高の低い床上浸水危険地域の人もただ、がっかりしているだけでなく、万一起こった時はどうしたらよいか?事前に何をどう予防したらよいか?出来ることを一つでも実施することが大事。大事なことをそれをやるかどうかは、その人の意欲・意志の問題であろう。私の考えでは、すぐに実行すべき予防策は大小かなり沢山やるべきことはあると思っているが、まあ人々はほとんどやられないのが実態だ。
山手の山裾付近の家は、坂の上からの道路が川となり多くの雨水を含むと土石流が発生するので厳重注意が必要。まずハザードマップ(ネットで参照出来る)の確認(ただし災害ハザードマップも細かく精査しないと、思わぬ落とし穴にはまる)、自分の家の標高や近くの標高の高い場所を知っておく。でも、いざ大雨の時になって安易に山手方向に逃げるのは危険ですのでやめよう。どんな時はどちらに逃げるか、その方向に逃げても大丈夫かなどを確認しておくことだ。大津波の場合の避難はその典型的なことだ。
ネットで国土地理院地図で個別の場所の標高が分かる。標高の状況を詳しくしっておくのも大事なことである。  下記をクリックし中央の+印に知りたい地域を重ねると標高が出てきます。  
●浸水し易い場所(参考まで)
自分の住む場所が浸水しやすい場所か、浸水の程度はどうかをハザードマップを用いて真面目に検討してほしい。次のような場所を避け、そういう危険がない場所すなわち浸水し難い場所を選んで住まいを決めることが肝心だ。日本の38%が浸水危険地域に家があるそうだが、場合によっては、出来れば高台の安全な場所や他県への引っ越しを検討してほしい。「どうにかなるだろう」という甘い考えはもはや通用しない。
それと私が以前から言っていることですが大都会のように人口過密地帯で停電が起きると猛暑で熱中症になる場合、都会は避難場所がない危険がある。水害だけでなくいろいろな点からも都会から安全な田舎を探しをお勧めする。
浸水し易い場所は次の通り
①周辺地域に比べて標高の低い地域
②畑の高さと変わらない畑に近い地域
③大きな川で氾濫の恐れがある地域
④平地や窪地、都会でも下水の排水が間に合わない場合など
⑤池や貯水池の近く
⑥山裾の水が貯まる危険のある場所、山からの膨大な水で溢れる
⑦平地や窪地でその先に水が流れ出る場所があまりない地域(行き止まり)
⑧坂道の下の地域
⑨川の合流地点付近
⑩細い川で豪雨が起きるとあっという間に溢れる箇所
⑪坂道は川になってかなりの水や土石が流れてくる(川がないから大丈夫ではない、豪雨の時には坂道は急流の川になるのだ)
⑫何らかの理由で大量の雨が貯まってしまう場所
⑬高い山が近くにあって、そこに南や西からの湿った空気がぶち当たる場所

具体的には事前の天気予報で自分の地域が豪雨になるかそれが長く続くか数日の累積雨量はどうかなどを確認しておくことが大事であろう。単に雨だ曇りだではもう済まない。もっとデーターでキチンと天気予報を事前に自分自身で読まなければならない。なにしろ地球温暖化のせいか海水温度上昇やエルニーニョ現象や集中豪雨の増加や巨大台風の襲来、線状降水帯の発生などに十分注意が必要になってくる。場合よっては家の引っ越しや洪水に強い家を新築・改築したりすることも検討すべきかもしれない。もうそういうことが現実の厳しい課題となりつつあるのである。問題というのは起きてからではなく起きる前に改善し予防しないと効果はないのである。家が流されたり家が半壊すれば経済的な負担も相当なものになることを覚悟すべきである。
ちなみに私の家族はみないろんな県に別々に住むようにしているし。私は万一のことを考慮して、あえてここ滋賀県の安曇川に住まいを設けて住んでいるのである。
私がかなり以前からやっている”2拠点暮らし”なども災害のことを考えて検討して見られたらどうであろうか?

さてどちらにしろ自分の問題として地域の状況をハザードマップや標高地図や実際に付近を歩いて調査分析するなどより具体的に細かく検討し、必要な予防や対策を実施することを勧める。また万一洪水や浸水してしまいそうな事態が起きた場合のことも考えて、被害を最小にする策や万一の時にどのように行動すべきかを事前に決めておいてほしい。


3月に家にあった残り物のジャガイモを2つに切って2日間天日干し後、前の空き地に4個植え芽が勢いよく出てきたら芽かきし、花が咲いてやがて6月に葉っぱが枯れだしますが7月の晴れた昨日掘り起こしました。誰でも簡単にできますのでどうぞ

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