村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

121.地球崩壊や人類破滅の確率は?(残念ですがそう遠くなく確実に崩壊します)

2007-11-13 09:58:58 | 環境
異常気象各種の異常現象などの地球環境問題や世界人口の急増、贅沢文化圏の拡大、温暖化の防止の行き詰まり、マネーゲーム、人間の堕落・・・・もうかつてない危機的な状況が出現しています。恐ろしいことに、ここに来て資本主義・自由主義の行き詰まりによる地球崩壊への道筋がかなりはっきり見えてきたのです。逆に、地球や人類再生の道筋は見えなくなる一方なんです。
ここ100年200年の世界は、世界のあちこちで大きな紛争はあったものの、まあ比較的平和な時代が続いてきたのです。ところがこの平和で豊かな時代への急速な移行が、皮肉にも、かつてないほど深刻な地球の崩壊・人類の破滅へと導きつつあるのです。
「小人閑居して不善をなす」平和が続くのもある意味考えものなんです。歴史上、平和が続いた後には、必ず末世のような時代がやってくるようです。
昔は朝から晩まで、とにかく忙しかったのです。つまらんことを考える暇なんか全くなかったのです。しかし平和が続くと男も女も暇になってあれこれやり出したのです。そして機械や自動機を作ると益々暇になりもっととんでもないことを考えたりやり出したのです。そして贅沢・怠惰・便利さという禁断の実をたらふく食べてしまったのです。平和⇒暇⇒不善⇒崩壊の道を突き進んできたのです。
こういうことは、今は専門家でなくても、一般市民は誰でも簡単に想像したり、理解できることだと思います。まあ確率的に言って100%地球崩壊・人類破滅は起きるだろうという感じになってきました。その期限も、せいぜい長くて50年、もっとかなり甘く見ても100年でしょう。

ところで宝くじを買う馬鹿者が世の中に沢山います。貴方には、宝くじは100%当たりません。
宝くじは1人の当たる人のために心の暖かい多くの人が寄付するというシステムなんですが、ひょっとして自分がもらえるかもしれないというあさましき・おぞましき妄想によって、浅はかな人間は、寄付する側に回ってしまうのです。
普通「かわいそうな人がいますから1億円出して下さい」と言ってもせいぜい集まるのは100万円200万円くらいのものです。ところが”宝くじ”という名前をつけるだけで、我も我もと喜んでお金を寄付する(捨てる)のですが、宝くじは、その人間の愚かさ弱点を利用(悪用)しているのです。宝くじは、超ハイリスク・超ローリターンの典型なんです。まあねずみ講よりひどい公営の詐欺行為・だまし行為なんです。
宝くじの1等当選確率は100万分の1~200万分の1なのです。じゃんけんで勝つ、さいころの出る目を一発で当てるのさえも案外困難なものです。宝くじは、1000人の学校を1000校集めた中から1人が選ばれる確率なんです。又は、サイコロを8回連続して同じ目を出す確率なんです。そんなものまあ100%無理なんです。起こりえないことなんです。嘘だと思うのであれば暇な人は、是非1日かけてやって見て下さい。

ある日新聞で、例えば名古屋で市民が暴力団に殺されましたというような記事が出ます。そういうことが自分の地域で起きる確率は千万分の1~百万分の1くらい、すなわち100%起きないと言ってもよいのですが、自分の地域にも起きるかもしれないと不安になるのが人間なのです。

本題に戻って、地球崩壊や人類破滅や大都市の巨大地震、食料危機、水不足、資源危機・・・は100%起きるのです。ところがそういう恐ろしいことが起きると考える人は、かなり少ないのです。

「起きて欲しくないこと=起きないこと」という子供じみた感情なんですね。非常に大矛盾な人間の感情なんです。
こういう矛盾する感情は人間には多いのです。例えば人殺ししたら自分が惨めになるのに前後の見境なく人殺しをしてしまうのです。戦争なんかも冷静に考えれば悪いことを知っていながら簡単に戦争をおっぱじめてしまうのです。大いなる矛盾ですよね。でも人間とはそんなもんなんです。若い人は、歳とる・やがて死ぬのは真実であるのに、歳とらない・死なないと信じているのです。結婚して愛に満ちたアマーイ日が永遠に続くと妄想するのです。大企業でも倒産するかもしれないということを疑わないのです。

・起きることを起きないと考える(妄想)
・起きないことを起きると考える(妄想)

人間っておかしな生き物、矛盾の多い生き物ですね。

人間はなぜ本物の幸せになれないのか?その原因はこういう矛盾するような行為を正しいように平気で勘違いすることなんです。

人は、
・良いことをやらない
・良くないことをやる

食べすぎを止めなさい・タバコを止めなさい・使い捨てを止めなさい・無駄を止めなさい・・・・・・多くの人間は止めないのです。それどころか、もっと食べ・もっと吸い・もっと使い捨てる・無駄をするのです。
地球環境問題は解決しません。理由はこのような人間の矛盾が多い行動パターンにあるのです。理屈ではなく、あさましきエゴの塊の人間どもの感情ですからすごく難しいのです。

・良いかどうかということは、理屈としては理解できているのです。
・しかし、真剣に・真面目にやろうとはしないのです。

この大いなる矛盾が地球や人類に更なるとどめをさす迄、滅ぼそう働いているのです。
「私は真面目だ」という貴方でさえも、地球や人類を滅ぼすのに日々相当程度、加担しているはずですよ。
地球や人類を滅ぼすのは、戦争ではなく、人間の妄想・妄念と誤解と甘さなんです。
人間はここで、かなり超真面目にならんといけません「糞真面目・糞謙虚にならんと」もういけません。
村上和隆の環境雑感

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