村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

109.地球温暖化が深刻化しないうちに、山や寒冷地などへ疎開しなくてもよいのか?

2007-09-19 05:20:33 | 環境
「地球が温暖化している」
1.海や湖・川にはクラゲ・ハリセンボン・ヒトデ・アオサ・エイ・外来魚など・・・・・
2.山には鹿・猿・熊・ツボカビ・芯喰い虫・山ひる・立ち枯・鳥インフルエンザ・・・・・・・
http://www.meico.org/kankyou_dangi.html#芯喰い虫
3.都会にはドブねずみ・むく鳥・鳩・からす・すずめ蜂・インフルエンザ・ハシカ・・・・・・・・(例:ペスト・ノロウイルス・マラリア・黒死病・エイズ・はしか・黄熱病・日本脳炎・デング熱・ウエストナイル熱・その他数え切れないほど沢山)
4.洪水・台風・竜巻・山火事・旱魃・・・・・・・
それらの現象は、次々に表面化しているが、まだまだほんの序章=始まりに過ぎない、こんなものではない、まだまだ少なくとも10倍はひどくなるだろう。都会は地球温暖化に対して又は自然災害に対して万全で、かつ適切な場所なのだろうか?改めてそういうことを深く考え検証し直さなくて良いのでしょうか?

▲理論的に考えると、人間が「もう駄目だ、もう最後だ、神様仏様」と悲嘆にくれ絶望し、心の底から猛反省するまでは、地球温暖化の状況は悪化するでしょう。

多くの人々は悪化しているのは認識しているが、「これ以上悪化することはないだろう」「大したことはないだろう」とたかをくくっている。これこそが全ての崩壊の加速器なのです。「2倍・5倍・10倍とひどくなっていく」という厳しい認識を持つことは絶対にない。「原水爆禁止」と叫ぶが、アメリカや日本や世界各地で毎年「100発くらいの原水爆投下に匹敵する台風や洪水や旱魃や山火事」のような深刻な事態にはさほど声高に叫ぶことはない。地球温暖化によるもろもろの現象は、ある意味、”原水爆”のようなものですよ。

貴方はどうしますか?今住んでいる場所、例えば東京や大阪や名古屋みたいな場所に、そのまま住んでいて良いのですか?それとも、どうかしようとしていますか?それとも何か格別な予防策を考えていますか?
「座して死を待つ」地球温暖化を甘く見ていないですか?

地球温暖化の被害についての対処状況の質問に対して

①もしそうだとしても、何もしたくない
②そんなこと、どうでもいい、考えたくもない
③大変だが、寒冷地へ移住する

私は、正解は③だと思います。都会の悲劇的な状況の悪化は、もう阻止できないどころかどんどん加速していくでしょう。そうなれば個人は、自分の力で何とかせざるをえません。しかも手遅れでは意味がありません。場所の選定など早急に開始すべきだと思います。
多分、大方のお答えは①か②が圧倒的に大多数でしょう。まあ今何を言っても始まりませんがね。

地球温暖化についても、研究機関や科学者の決定的な見解が出る以前に、人間であれば、自分自身で調査・検討・想像しないといけない。

①害虫が大繁殖する
②熱帯の病原菌が大増殖する
③ある日突然、想像を超える猛暑や猛寒波に襲われる
④空調用の電力費用だけで収入が全部なくなる(温度が高いと空調が冷えなくなるそうです)
⑤熱帯生物が大繁殖する
⑥家に蟻・ダニ・黴が大繁殖する
⑦洪水や台風が増加する
⑧木喰い虫・芯喰い虫の大繁殖による木や野菜の枯れ死
⑨スズメ蜂など攻撃性昆虫の大繁殖
⑩ねずみなど、都会の食料廃棄物に動物が大繁殖
⑪年中暖かい都会に有害動物の大繁殖
⑫公共の場や鳥などで人間へ感染する有害ウイルスの大蔓延
⑬花粉・黄砂などが大量に飛来する

まあ熱帯で生活している人であればどうにかなるのですが、元々温帯の日本が急激に亜熱帯になっていくとなると、これはとんでもない事態が、無防備・無抵抗な都会を次々に襲ってきます。そしてその影響は加速度的に深刻化するはずです。

ダニ・蚊・蚤・アブラ虫・黴・ねずみ・鳩・蟻・むく鳥・カラス・・・・など、従来は種類も量も少なく、大きさもたいしたことはなかったし、人間にとっては害にもならなかったものが都会の極度の温暖化や夏の猛暑によってどんどん大増殖したり、巨大化していくのだ。
そういう危険な所に、今貴方は住んでいる、そして地球温暖化・猛暑等によって、年を追うごとに、かつてない厳しい環境に住むことを余儀なくされることになる。隙間を目張りし、窓を密閉しないと、部屋には蚊・蠅・蚤・蛾・バッタ・カメ虫・ダニ・アブラ虫・蟻がうようよ入ってくるかもしれないのだ。そういう感覚が都会の人にはない。
ウイルスなどの病気がはやり、その被害は、短期間に急拡大する危険を孕んでいるのです。
私などは気が小さいので、そういう近い将来を考えただけでも「ゾー」とします。

・ある日突然、南の空から黒い雲のように大量の昆虫が飛来する。
・突如ネズミが大増殖し都会に出現する
・アブラ虫が大増殖し家の中に入ってくる
・病原菌を持った蚊や蚤が突如繁殖する
・鳥が増殖し、ある日突如大量に死に、あちこちに散乱する
・・・・・・・・

人々は殺虫剤をやたらと振り撒く、都会は殺虫剤と殺動物剤で充満し、あれやこれやで、窓をあけられず、全ての家でクーラーを一日中ガンガンかけまくるのだ。洗濯物は家の中で乾かすことになる。自動車も走れなくなる。野菜や肉は害虫や細菌によって大きな被害にあい、食べ物も高騰し買えなくなる危険性があります。
都会の人にとって小さな虫や生き物は、もっとも苦手であり、弱点でもあるのです。とにかく生まれて何十年ほとんど付き合ったことはない。そんなものが急遽、家の周囲や家の中に増殖したら都会の人々は、防御もできず、気が動転しパニックになってしまうに違いないのです。
「格差社会がどうのこうの、田舎の人は気の毒だ」なんて言っていて良いのですか?そのうち寒冷地の田舎のほうが、ずーっと良いなんてことも十分あり得ることですよ。
とにかく、都会の人は、虫や黴や小動物とは縁がないものと思いこみ、またそういうものが大の苦手です。
都会で最悪の状況になった時に、都会の人々や役所はどうするのだろうか?地震・洪水・台風への備えや対応は、経験もあるから対応できるとしても想定外の小動物や昆虫には全く対応できない。アレヨアレヨという間に都会は大パニックになる。何億~何千億匹のねずみや蚊や蚤や鳥がある日突然想像をはるかに超えて増えたり飛来したとしたら、貴方はどうしますか?
ヒッチコックの不気味な映画が現実になる日が近づいているのです。都会住まいの貴方は、心の準備や備えはしていますか?

「そんなもの起きるわかがない」
「そんなもの起きても、どうってことない」
「そんなことは起きてから考えればいい」
「そんなの関係ねー/そんなの関係ねー」ですって?

「そうですか」「それならそれでいいんじゃないですか?」
はいお休みなさい。
http://www.meico.org/kankyou_dangi.html


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