村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

428.自然とは何か?不自然人間が、不自然界に埋没する都会

2017-04-08 10:14:16 | 環境
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台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒
    ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設
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テーマ
自然とは何か?不自然人間が、不自然界に埋没する都会

概要
1.世間の状況     自然という言葉やあり方が分からなくなっている
世間の多くの人は都会か田舎の大きな町に住もうとする、自然から遠ざかろうとする
人が自然から遠ざかるのは単にそれだけのことではなく、人として根源的なものを失うことに通じる
都会は何事も最先端だ、物や食物なども、どんどん新しいものが出てきて、貪欲に追い求める
田舎の山や村地域は都会に対して真逆だ、あるのは自然だけ、自然は文字通り自然だ

2.問題点     不自然界の都会を脱出し、山とか田舎に住むことから自然がやっと始まる
当然都会に人は集中し、多くの家や工場や事務所や店が建つと、更に人が都会に集まる
当然の結果として自然環境は削られる、家や道路になる、坪幾らの高い土地に変貌する
それに対して人口減少の田舎の山間や村地域は家も店も工場も建たない、タワービルもない
東京から大阪更に京都で暮した私は、自然、余裕・ゆとりに飢えていた
自然の成り行きで私は3つの都会暮らし後、それらをきっぱり捨てて田舎へと自然と足が向かった

3.私はどうしたのか、何をしたのか     幸いにも、私は55歳で、不自然の都会を離れた
55歳で滋賀県高島市安曇川長尾の山に中古ログハウスを購入し20年ひっそり暮らしてきた
何事も続かない人が多いが、私は20年山で暮し、山暮らしにのめり込んで行った
その原因は、不自然な都会暮らしに辟易していたタイミングで、自然に出遭ったことだろう
私の最終求めるものが実にうまいタイミングで得られた、この絶妙な出来事は神がかりだ

4.私はどうなったのか       二度と不自然には戻れない。戻りたくない
例えば、私の場合の一つの例は、誰とも気軽に楽しく会話することだ、会話する相手を選別はしない
「村上さん誰にも話しかけるなんて」と怪しい人のように言われるが、話しかける相手を選り分けることこそおかしい
不自然な事をあたかも正しいかのように習慣づけられ、それによって自分を苦しめている人が多い
都会に暮らし組織に属すると、無言・有言の縛り、圧力、規則、しきたりなどの影響を受けてしまう


都会の不自然な誘惑を我慢するというのではなく、平然と避けることが出来る
例えば、たばこや酒が毎日ヘビーに飲む人も多いが、私はたばこは嫌い、酒も抑制できる
年齢のおかげもあるが、今は無意識に抑制が働く、無理なく、むしろ喜んで出来るようになった
だから欲望も減り・我慢も減り・無理もしない・普通で・確信に満ちている
他方、以前は面倒だとか億劫だとかでやれなかったことが、毎日きちんとルール化し実施出来ている
さして考えずにやるべきことをやり、やるべきでないことはやらないようになった
100%完璧ではないが、そこは、むしろ、私の狙うところではない、完璧は害になることもある


私は何か格別の事情でもない限り、私はもう二度と不自然な都会暮らしをしようとはしないだろう
人生では、前半どこで、どういう暮らしをして来たかは後半生を決める大事な前提条件なのだ
人生の前半が良いと受け止めれば後半生は変わらないし、駄目だったならば大きく変わるのだ
どちらが良いかは、一概に決められないが、前半は我慢して、後半は自由に生きるのは素晴らしい
即ち、全般は都会でいろいろ嫌なことも経験しておき、後半生のためにじっと我慢する
都会は修羅場だが修行の場、山や田舎は天国一度全てを捨てて自然に身を負かす

5.一体なにが原因で出来ないのか     不自然とか自然の意味や価値を理解できてない
都会は、不自然に無暗矢鱈に出来て膨張する、遊ぶというより飲み込まれ、もて遊ばれてしまう
都会の人は、忙しい、あれこれ要らんことをやりたがる、とんでもないことをやっている人も多い
しかし、主体性はなく目の前に出てくるもの、あるものに手当たり次第飛びつく
そういうものに下手にハマると抜け出せない、麻薬患者のような人達か又は心身耗弱者になる

6.提言   人のやっていることは、どんどん嘘誤魔化し、無意味で無駄なことが増えていく  
若い時に都会暮らしをするのは認めないではないが、後半生は自然な暮らしに戻って欲しい
不自然な所に長年住むと不自然な生き方を一生続けないといけない、そんな人生は哀れだ
自然とは=都会の人が癒しを求めて行く、静かで、緑の多い、ゆったりした癒し場ではない
そんな人は田舎に来ても一日二日で飽きてしまう、都会からの一時的避難場所に過ぎない
山や田舎のことを、そのまま自然と思っているが、そうではない、田舎・山=自然ではない
自然というのは、自然に任すこと、それを田舎や山で身に着けることが出来るかもしれない

大きく分けると都会は不自然だらけ、田舎や山は自然の割合が飛躍的に多いということなのだ
自然とは自然に考え、自然に任せ、自然に従って行動することなのだと私は思うようになった
極端に言えば田舎や山で自然を身に着けてしまえば、何所に暮しても自然に生きられる
20年も山で暮した私でも都会に少し長く滞在すると、危うく引き込まれそうになる
都会では何だかんだと言って、あまりに多くの不自然が大手を振ってまかり通っているのだ
だから都会暮しの僧侶なんか9割9分信じてはならない

不自然一杯の都会で自然に生きろと言っても、そう簡単すっきりにはいかないのだ
私は”田舎や山に暮らす=自然”ではなく”自然に考え、振る舞う”ことだと認識している
そういうことは、私なりに一段階前進の姿だと思っている
自然とは作為の入らぬもの、作為しないこと、狼狽えない・足掻かない・悩まない・欲張らないこと
少しでも作為を入れたら、必ず不自然になる、頭の良いどんな偉い立派そうな人でも不自然になる


都会というのは、不自然さと不自然さの闘い、殺し合いなのだ、より強い不自然さが淘汰する
山暮しでは自然と争わない、争っても意味がない、自分が自然にならないと相手にしてくれない
誰が見ても、私自身が自然な人だと認識されることが大事なことだと思っている
都会の人はこてこて不自然の大海原を日々不自然という武器をかついで泳いでいる
だから、かなり立派な人でさえも、なんとなく麻薬常習者のような怪しさが漂い、残っている
麻薬を吸う麻薬患者であれば、どう足掻いても正常な状況にはなれないのと同じで

不自然な都会を日々生き抜いている人は不自然さから完全に抜け出せないのである
まず山暮らしで不自然な暮らしから脱出する、その上で思考も行動も自然に振る舞えるようになる
「自分の言動は自然か」と常に問えるのである、そして不自然になろうとした場合、是正が働く

追伸
そのうち徐々に、何も考えずに、常にどこでも、どんな状況でも自然に振る舞える自分になって来る
私は、最近、どんな人にも優しく、楽しく接するし、怒りや、不満を持たないように変わった
親や先輩の権威を振りかざして、子供にも厳しくあたったり、小言も言わない、穏やかに接している
一年に一回くらい怒ることもあるが、「怒ってやるべきだ」と心を鬼にするような事態の時しかない
一年中怒ってる、小言を言う、不平不満を言う都会人が案外多いが、よくよく考えれば不自然だ
世の中便利で進歩しているが、そこに不自然という大きな落とし穴が多く存在するようになる
周囲を見回してごらんなさい。昔はあり得なかった不自然なものがゴロゴロしている

例えば日本の医者や医療、投薬、手術などは機械的で、進歩に名を借りて、恐ろしいほど怪しげだ
過剰な検査・年齢に関係なく低すぎる一律な検査基準・安易な投薬・無暗な手術・・・怪しげだ
自分の大事な身体のことを、やぶ医者に丸投げでおまかせしてはいけません。
不自然なものを進歩と称して無制限に生み出すことは、この世を自然界でなくしている退歩なのだ
都会暮らしを長く続ける人は、不自然界に染まり、結果的に何も得られないことに気づいて欲しい

自然に生きない=不自然・不自由・不主体・不快・不幸・無駄・無理であり

昨年来、絵が大の苦手なので、断り続けて来た絵画教室についに参加することにしました
ベテランの大勢の女性に交じって50年ぶりに真剣に絵を描きました、やや恥ずかしかったですが
沈黙し集中しデッサンすることの素晴らしさを体感しました、絵の上手い下手はどうでもよろしい


これが題材魚、トビウオです
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