5月10日 めざましてれび
食品加工卸業「大和屋商店(東京板橋)」
生食用はつくっていない
加熱用なのでトリミングはしていない
生食用として提案していた
O-111検出なし
焼肉酒家えびす(フーズ・フォーラス、運営)
生食用として売り込みを受けた
トリミングは大和屋商店がやっていると思った
問題発覚後別の店に肉を移す
O-111検出なし
「焼肉酒屋えびす」の集団食中毒事件で
チェーン店の運営会社「フーズ・フォーラス」と食肉加工卸業者「大和屋商店」は、
肉の納入について正式な契約書を交わさず、口頭やメールで済ませていたことがわかった。
厚生労働省幹部
「肉の取り引きには処理方法や賞味期限などの情報も必要。
口頭で伝えるなど考えにくい。」
焼肉業界関係者
「食肉卸業者との長年の信頼関係から契約書を交わさないケースは多い。」
このような状況を受け合同捜査本部では、
あいまいな契約がフーズ・フォーラスと大和屋商店の
両者の認識の相違につながった可能性があるとみて捜査している。
今日にも再捜索が行われるということだが合同捜査本部の幹部は、
「汚染経緯はあらゆる可能性が考えられる。特定には時間が必要。」
と話している。
今後こうした問題を発生させない対策として厚生労働省は、
・「生食用」とメニューに表示させる
・契約書に「生食用」と明記させる
・秋にも食品衛生法に基づく罰則を適用
という方針である。
今回で厚生労働省のルールが有名無実化していることも明らかになった。
実態に即した見直しが求められている。