10月5日 BIZ+SUNDAY
日本の輸出総額の推移をみると
リーマンショック後 歴史的な円高が続くなかで輸出は減少。
円安になれば輸出は増えると期待されていたが
今年になっても思うように伸びていない。
超円高局面を乗り切るために企業が生産拠点の海外進出を進めてきたことで国内生産が落ち込んでいることがある。
静岡県浜松市にある社員60人の企業。
売上は17億円。
地元の大手企業向けに楽器の防音材や断熱材などを生産している。
社長の前嶋文明社長は
円高の時代 取引先が次々に海外に拠点を移していくなかで日本にとどまる道を選んだ。
いずれ円安になれば取引が回復すると考えていた前島さん。
しかしその期待は外れた。
いったん海外に拠点を移した取引先は
円安になっても日本国内の生産を増やさなかったのである。
(ソフトプレイン工業 前嶋文明社長)
「戻ってきたのはほとんどない。
本当に厳しい。」
どうやって生き残りを図るのか。
前嶋さんは社員を集めた。
インドネシアに工場を構え
来年4月から生産を開始しようというのである。
円安のもとでは海外の設備投資や人件費は割高となってしまう。
それでも今後 国内だけでは業績の拡大は見込めないと考え
たとえ円安であっても海外に進出する決断をしたのである。
(前嶋文明社長)
「日本の国内マーケットが小さくなっている。
新たに市場を増やせる部分とそうでない部分で限界もある。
リスクはあるがやれるときにやっていくべき。
今がうちとしてはその時。」