銅版画制作の日々

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新少林寺/SHAOLIN

2011-11-23 | 映画:シネコン

 守れ。人々の希望のため――!

評価:+5点=85点

カンフー映画はほとんど馴染みがなく、というか観なかったんですが。結構皆さんの評判も良さそうなので、観て来ました。

面白かった!何も考えず楽しめました。最近薬のせいで、作品によっては睡魔に襲われる傾向があるのですが、何とか今回はクリアされました。前半は少しヤバかったけど・・・・。

実はもう一つ観たい理由が。それはニコラス・ツェーが出演していること。でも今回はアンディ・ラウの方が良かったかな(笑)

前半のアンディ演じる侯杰(こうけつ)は非情で傲慢な将軍。敵の大将を無惨に撃ち殺すという冷酷さ。娘の勝男にも「お父様は戦争好き」なんて言われていた。


なかなかこの姿もお似合い。何とお年、50歳だそうで・・・・。若く見えますよね。

少林寺に逃げ込んだ、敵方の大将が見逃して欲しいと哀願するものの、殺してしまい・・・・。血も涙もないとはこのこと!

 
ニコラス・ツェーは侯杰(こうけつ)の腹心の部下・曹蛮役

忠実な部下だったんだけど、ある事?がきっかけで侯杰を裏切る。いやあ最初からそのつもりだったのかもしれない。頂点に立って力で皆を抑えつけたかったのだろうね。

まさに侯杰は悪いお手本だったんですね。

部下に裏切られ、愛する娘の怪我の治療を頼むために少林寺へ・・・・。しかし治療のかいも無く、娘は亡くなってしまう。妻額夕(がんせき)に責められ。

 方丈(ほうじょう)ユエ・ハイ


方丈(ほうじょう)にも悲しみをぶつけるが、亡くなってしまった娘が戻ることはなかった。

妻は少林寺を去って行く。侯杰は全てのものを失ってしまう。

土足で蹂躙した少林寺の僧たちに救われて、候杰は過去を見つめなおすことに。。。。

権力のみで生きて来た人生、信頼してくれていた将軍を追い込んだこと、信頼していた部下に足元をすくわれたり、、、、。

そんな自分とはまったく違い、少林寺で日々慈善事業に取り組んだり、武術を学ぶ僧侶たち。決して武術を己の利に使うのではなく、あくまでも魂を磨くためのものとして修行する姿だった。

人間は利益や私欲に流されてしまうけど、僧侶たちはそんなことはしないんですね。これはなかなか出来ることじゃない。

ということで候杰はそんな彼らの生き方に触れ、自ら頭をまるめ煩悩に生きることに決意!

 単にカンフー映画というだけではなく、人間にとって何が一番大切なのかを教えてくれる。ありがたいお話でもあります。

でも修行は大変!


こんなこと出来るのか?人間業だとは思えないわ。

 
ジャッキー、やっと登場!中盤くらいからかな?役どころは少林寺の厨房係。

候杰がお尋ねものとして賞金かけられているよと悟道(ごどう)ジャッキー・チェンが告げる。


子供の僧侶たちとの絡みが絶妙!ひょうきんなキャラがジャッキーらしい。

 やがて候杰の身柄を抑えようと曹蛮の大軍が少林寺を攻めに、、、、・

背後からは外国軍の大砲による攻撃!曹蛮軍とともに少林寺の建物を破壊していく。

 
運命の再会。戦争は無駄なことだと諭すものの、曹蛮は耳を貸そうとしない。


侯杰の額夕(がんせき)を盾にとる。

 悟りを開いた候杰は僧侶を率い、戦火に追われる平民たちと少林寺を守ることが出来るのか??

登場する主要人物

 浄海(じょうかい): ユィ・シャオチュン

 
浄能(じょうのう) ウー・ジン                   浄空(じょうくう)シー・イェンレン

 

 
悟道(ごどう)ジャッキー・チェン              額夕(がんせき)ファン・ビンビン

 索降図(ソルント)ション・シンシン

 今回のニコラス・ツェーは悪役ということでちょっとね。

あらすじ(allcinemaより)

 辛亥革命によって清王朝が倒れて間もない中国。各地で争いが絶えず、混沌が続いていた。そんな中、登封市にある少林寺では、僧侶たちが戦火で傷ついた者たちの救助に奔走していた。冷血な将軍・侯杰(こうけつ)は、そんな少林寺に馬上のまま乗り込むや、逃げ込んだ敵将を殺害、揚々と去っていく。ところが、ほどなく腹心・曹蛮(そうばん)の裏切りに遭い、今度は自らが少林寺に逃げ込むハメに。全てを失った彼は、心を入れ替え出家を決意する。厨房で料理人・悟道(ごどう)の手伝いをしながら修行に励む侯杰。やがて侯杰を捕らえようと、曹蛮が大軍を率いて少林寺に攻め込んでくるが…。

※監督は「コネクテッド」のベニー・チャンだったんだ!納得。

メディア 映画
上映時間 131分
製作国 香港/中国
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ=カルチュア・パブリッシャーズ)
初公開年月 2011/11/19
ジャンル アクション/格闘技/ドラマ
映倫 PG12

 

公式ウェブサイト

 

 

 

 

Comments (9)
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