よい友情とは、対等な関係のことです。
やりたいことをいっしょに決められる。
なんでも平等にわかちあうことができる。
おたがいに信頼し合える。
どんな問題も、力を出しあっていっしょにのりこえられる。
いいときも悪いときも、たよりあえる。
それぞれが、ほかに友だちをもっている。
(クレア・パターソン)
わたしたちが生きていくうえで、なぜ「友情」を大切に育てなければならないのか。
おそらく、人生の道のりで出くわす困難を克服し、人生をより充実したものにするときに、友だちが必要だからかもしれません。
ただし、友情はおたがいが対等な関係であることが、絶対条件です。
相手にわがままや無理を押し通す。自分がいやなことを押しつける。
いじめる。
自分では好んでいないのに、相手の行動にあわせる。
このような関係は対等な関係ではないのです。
時には言い争い、ケンカになることもあるでしょう。でも、相手を信頼してぶつかっていけば、相手もまた信頼してくれる。
友だちという仲間はこのようにして持つことができます。
なおかつ、「自分の友だちはこの子だけ」ではなく、それぞれがほかにも友だちをもっている。
三中生には、そのような豊かな友だち関係を広げていってほしいと思います。