今年の入学式では、桜が満開でした。
今ではもうすでに桜は散って、青葉が芽を出し始めています。
中学校では入学式・始業式から1週間以上が過ぎました、
いつまでも桜にこだわっていては、前に進めないのです。
良寛の『辞世の句』にこんな句があります。
散る桜 残る桜も 散る桜
人は欲をもたずに生きるものです。
生も枯れるも一体なのかもしれません。
生も枯れるもどちらも「よい」と肯定すればいいのです。
それが自然というものです。
桜の花はいつも花弁を下に向けて、人間を見守ってくれています。