もし、運命というものがあるのならば、それは人が不幸なことにであったとき、「運命だから」と思うのではないでしょうか。
自分にいいことが起こって、「運命だから」という人はあまりいないでしょう。
たとえば、大学受験で行きたい大学に合格したとき、「合格は運命だった」という考え方はあまりしないのです。
ということは、「運命」はマイナス的な状況で持ち出され、不幸な「運命」として持ち出すことがほとんどなのです。
しかし、不幸な運命をなげいても状況が好転することはありません。
結果的に運命を受け入れるしかないのです。ときには諦めるしかないと思うのです。
それを飛び越え、運命を愛する開き直りができれば、その状況や立場を楽しむ発想があれば、逆境をバネにすることもできるのです。