新型コロナウイルス対策としての営業自粛があけて居酒屋等の客足は戻りつつあります。
先日、3年ぶりぐらいに、高校時代の仲間と夕方から会い、食事をしました。
17.00に店に入ると、もう先客がおられました。
その後も、お客さんが次々とやってきて、店はほぼ満員となりました。
私たちは8時前に店を出ましたが、長居するお客さんはおらず、店主の話によると、
「お客さんはほぼ元に戻ったけれど、みんな長居はしないですね。2時間ほどいたら、会計を済ませて、次々と帰って行かれます。9時を過ぎると、ほとんどお客さんはいなくなりますよ。」
新型コロナウイルス対策で、大阪府では長期にわたりお酒の提供時間をきめたり、営業時間を9:00までとしたりしてきました。
長く続いた営業自粛で、利用者にもこの習慣が定着してしまったようです。さっと集まって楽しんだら、「では、帰ろうか」となるのです。
もう、人々の暮らしは、夜に外食したり、居酒屋へ行ったりしても、以前のように遅くまで飲み歩きや食べ歩きはしなくなったように思われます。
生活様式は変化してきているようです。
長期間にわたり、何度か繰り返したことは、のちに習慣化したり,行動様式の変化となって現れるのです。
世界経済の影響を受け、日本では値上げが続いています。それなのに、賃金は上がらない。
ということは衣食住以外のお金の余裕がなくなり、人びとは外食代を削ろうという動きになるのかもしれません。