G7(ジーセブン)とは、 Group of Sevenの略で、主要7カ国ともいわれ、フランス、アメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ及び欧州連合で構成される政府間の政治フォーラムです。
G7の国は世界最大の国際通貨基金(IMF)の先進国で、「最も裕福な自由民主主義国」と言われています。
さて、世界経済フォーラムが発表したところによると、日本のジェンダーギャップの指数は、146カ国の中で、116位と低迷しています。
そして、依然としてG7の国々とは大きな差があります。
日本がG7に入っていることに意味があるかないかは、わたしにはわかりませんが、ジェンダーギャップがこれほど大きい日本が、他のG7の国々と同じ価値観をもてているかという点が気になります。
政策を一つ考えるにも、女性の参加を当然とする国と男性中心の考えを基本にする日本が同じ歩調を合わせたとしても、意識が旧態依然としていては、ほころびが出てきます。
学校教育では、ジェンダーバイアスが影響している事例を取り上げたり、最近は改善されてきていますが女性の就労のM字カーブなどを中学校では、男女平等教育とか男女共生教育として実践してきました。
今は、ジェンダー平等教育として行っています。
そこで学んだ生徒たちが社会に出て、「やっぱりジェンダーってあるのね。しかたないし」と思わせないように、社会のしくみをかえないとジェンダーギャップを受け入れてしまう人になってしまいます。