ウクライナでの戦争、地球環境の悪化などが進行する今、キューバの思想家チェ・ゲバラの言葉が今、鮮やかに色づき出します。
子どもたちに遺した手紙から引用します。
「世界のどこかで誰かが蒙(こうむ)っている不正を、心の底から悲しむことのできる人になりなさい」
私たちは明日生きているかどうかもわからない、不確実な今日をどれだけ自分と向き合って、社会と向き合って生きているでしょうか。
自分の身だけでももてあまし、自分のことで精一杯になりがちな現代です。
それでも、周りの人や他者の苦しみや困難に関心を寄せることができるか。
そのような問題を突きつけている言葉と解釈します。