スポーツをする人や何かの活動を継続してする人がいつか直面するのが、いわゆるスランプです。
継続して続けているのに、成績が伸ぴない、かんばしい成果が残せない。不調がつづく。
本人はおおいに悩みます。
スポーツなら、その種目を続けてきたからこそ、うまくいったり、土壇場での気持ちを経験することができたのです。
人生を豊かにしてくれたのは、そのスポーツだったのです。
スランプに直面したとき、よく「乗り越える」という表現をしますが、それは縦の方法を意識することになります?
そうではなく、スランプに対しては横の方法で対応するのがいいと思います。
つまり、失敗や不調というのは、その人の世界を横に広げて、豊かにするという考え方です。
スランプに押しつぶされそうになる自分と決別して強くなるのではなく、弱い自分を自分と認めて、横の幅を広げていく。
スランプに出会う経験も出会うべくして出会った。それには意味がある。
そう考えることが大切なのだと思います。