
NPO法人の中には、家庭や学校に居場所のない少女・女性をサポートする活動をする団体があります。
女性に直接会って話を聴いたり、LINEを使った相談活動を行い、サポートをしています。
そのNPOが行ったアンケートでは、新型コロナウイルス感染症の感染防止策である外出自粛と休業要請は、とくに10代から20代の女性の心と体への影響の大きさがうかがえます。
新型コロナウイルスの感染拡大の前から、家族関係がうまくいかず、家に居場所のなかった女性は、ステイホームしている間、安心できる場所や相談相手がなく、大きな不安を感じざるをえない状況に陥りました。
家族や友だちとの人間関係に不信感をもち悩む女性は、新型コロナウイルスによる影響があると答えた人は、96%にもなります。
その内容は、「心配なことや不安が増えた」がいちばん多かったのです。
そのほかにも「消えたい、死にたい」、「ひとりぼっちだと感じた」「眠れない」「自分を傷つけることが増えた」も多かったのです。
収入減の不安と自宅にいるストレスと答える人や「いつも行くところが休みで行く場所がなかった」「自傷行為が増えた」いう回答もありました。
収入減の不安と自宅にいるストレスと答える人や「いつも行くところが休みで行く場所がなかった」「自傷行為が増えた」いう回答もありました。
学生でない人は経済的に困難な状況にあることを吐露していました。
秋から冬にかけて感染が拡大したら、また自粛が求められるでしょう。
学校の保健室には、中高生の居場所という側面があるので、悩む女子生徒の相談を手厚くすることが大切です。
また、学生でない人へは、国や自治体の組織的なサポートが必要です。
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