
わたしは、大学時代の専攻でアメリカ文学を読んでいたとき、はじめて「trick or treat」という言葉に触れました。
そのころ、日本ではまだハロウィンを祝う習慣はなく、カボチャのランタンのイラストをみて、少し奇異に感じたのを思い出します。
アメリカでは、1930年代になり子どもたちのお菓子をもらいたいという気持ちと、人々にいたずらをしたいという遊び心がいっしょになり、現在のハロウィーンという風習がアメリカで広まっていったのです。
その合言葉が、trick or treatです。
このorは、「・・・かそれとも———」という意味と考えますが、「・・・さもなくば———」であるとも考えることもできます。
「いたずらをするぞ、さもなければわたしをもてなせ(=おかしをくれ」といったところでしょうか。
日本では、近年仮装をして街中を歩くのが定番になっています。
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