2022年度で、29万9000人となりました。
不登校の理由として学校があげたのは、無気力、不安で、およそ半数をしめています。
この理由が多いことから、新型コロナウイルス感染拡大による制限された生活から環境が変化し、生活リズムが崩れたことが推測できます。
不登校の児童生徒に対しては、一人ひとりに適した支援が必要になります。
それに加えて、不登校を生じさせない学校づくりが必要になります。
一つ言えることは、学級・学校を楽しく通いがいのある場所にすることが必要だということです。
子どもの願いは昔も今も基本的には変わっていません。
授業がわかりたい。
友だちとおしゃべりしたい。
学校行事を楽しみたい。
部活でがんばりたい。
それらの願いに応える学校であれば、子どもは学校を休みにくくなります。
もちろん、それだけで不登校をなくすことはできないですが、学校がその子にとって意味のある居場所になるなら、意欲がわき不登校の未然防止につながります。
不登校児童生徒に個別の支援を進めながらも、基本的・根源的な学校づくりを進めていくことに、学校は注力すべきです。
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